ふたりでひとり
安心な事を内心ホッとしたのか笑顔になってそう言う
「ん、ありがと!そういえばお姉ちゃんとは会わないの?お姉ちゃんに全然あってないでしょ?」
「ああそうだな姉に会いたいがここにはいないみたいだしな」
「そういえばいないね〜、あ!ルミ!シフル!この人はレリアって名前だよもちろん家族だよ!」
ついさっきまで警戒心剥き出しだったシフルとルミはチカの一言で本当に家族だとわかったのか警戒をやめた。
シフルは疑問があったようでレリアに投げかけた
「じゃあなんでその...レリーは僕達に会った事がないんだよ」
「ああ、えっと...姉さんが帰ってきたら教えてあげるわよ」
何か言えない事情があるのか間を開けて答える
「あれ?レリアってお姉ちゃんの事そんな呼び方してたっけ?普通にお姉ちゃんって...」
「ちょ、ちょっと!!...いいじゃないそれくらい私だって変わったのよ...」
恥ずかしいのだろう顔が真っ赤になっている。
それを見てチカが笑う
「あはは、レリア顔真っ赤だよー」
「う、うるさい!チカお前を助けてやるために出てきたのに...」
「うんうん、わかったよ〜ありがとう」
「やめなよ、お姉ちゃんが帰ってくるまでみてるの僕はいやだよ」
そのやりとりを見かねたシフルが強制的に止める
「チカがからかうからシフル君に怒られたじゃない...」
「家族なんだからシフルでいいよあとキャラ崩れてるよ」
「あ、違うよシフル!レリアは二人いるんだ」
シフルと黙っていたルミがきょとんとしているのがわかる。
「あーあー出てこないでよねレリア、こうなるからいやなのよ...説明はさせてもらうわね、私は二重人格者で私はレリー、さっき出てきたのがレリア、本来の人格はあっちよ」
「え、それって二人いるってこと?」
黙っていたルミが唖然とした顔で言ったがすぐに応えられた
「まあ、そうなるわね。
2回目だけれど私のことはレリーって読んでくれるといいわよレリアはレリーって名前気に入っているから」
「わかった!レリーって呼ぶね!私の事もルミでいいよ、よろしくね!」
改めて自己紹介をしたルミの後ろ、部屋の外から綺麗な声が聞こえた。
ドアが開きミシアが戻ってきた。
「あら、レリア戻ってきたのね、おかえり。チカも大丈夫?ルミとシフルはチカからレリアのことを教えて貰った?」
「お姉ちゃん!ルミにもシフルにも教えたよ!」
「お、お姉様ぁ...寂しかったですよぅ...」
明らかに雰囲気が変わったレリアを見てシフルは変な顔で見ていた。
「ふふ、レリアは相変わらずチカと同じ甘えん坊さんね...レリアが戻っているということは...」
「はいお姉様、チカがまた...」
二人でひそひそと喋っているがチカは話を盗み聞きしようとするがミシアにダメと言われてしまって拗ねた......立ち直ったようだ




