スライム
読んでいただきありがとうございます!
少し更新のペースが落ちます。すみません。
「っあ~~!!腕を磨けと言われましたけど、どうやって磨くんですか、口田隊長!」
「うーん……。そうだね……」
接待用の椅子に座り、大きく伸びをした岩本が、口田に尋ねる。
現在、口田達がいるのは元、「堂島隊」の掃除店として使われていた店舗を改造した「口田掃除店」。
「腕を上げるのなら、何かの任務に行って隊としての連携を高められれば良いんだけど……」
先日のガブの支部での任務は、「ひょっとこ」との戦闘でしか口田隊としての戦闘はこなしていない。
(何か依頼がくればな……)
「……隊長。依頼が来た」
「……マジか!どんな物!?」
タブレット端末を操作していた高木が言う。
「ステージ4のギタイ、「スライム」の討伐……。「古田・久」と「広末・恵」との共同任務……」
「うおっ!どっちも有名人じゃないすか!?」
「まぁ、ステージ4のギタイだからな……。」
「古田・久」と「広末・恵」。どちらも年間ギタイ討伐数でトップ食い込む精鋭だ。
(去年も表彰されてるのを見たな……)
「しっかし……、何でそんな大物との任務が俺ら何かに来たんすかね?」
椅子から身を乗り出しながら岩本が言う。
「それは……まぁ、口見さんが作った「黒雷act2」の性能データを取り合いってのもあるだろうし……。後は岩本と高木。君達に理由があると思うぞ」
「「………?」」
口田の言葉を受け、岩本と高木はポカンとした顔をしている。
「……いや……、嘘だろ!?君達は一応新人の中で戦闘実績はトップ何だから!!使える新人を見ときたいって……。そう言う所もあると思うぞ」
「お、おおー……。そういやそうだったすね。……確か……」
「……「ガブ」の調査任務であまり活躍出来なかったから忘れていた」
「………」
二人の「トップなんてどうでも良い」と言っている感じに、口田は少し衝撃を受けた。
「ま……、まぁ、その任務は受けよう。実力者の戦いを見せてもらえるなんてあまり無いことだろうし……。これから「ガブ」との戦いの中で「ステージ4」と戦わなければいけない事もあるだろうから、「ステージ4」との戦いに慣れておかなければいけないと思うしな」
「そうっすね!!ちゃちゃっとぶっ倒してやりましょう!」
「……楽勝やで……」
岩本と高木の言葉を聞いた後、口田は高木からタブレット端末を借り、返事を打ち始めた。




