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チェイス!機動警察

「それで…そのリーニンとか言う奴はどんな奴なんだ?じゃないと探しようがないぞ!」

「えーと……赤と黒のローブで、私みたいな格好してる頭のおかしい奴だ!」

「大体分かった!つまりお前の2Pカラーみたいな奴を探せば良いんだな?」

お台場をバイクが通り過ぎていく。

沖田とインシャが、リーニンが連れてるルアの持つメダルを手に入れるためにリーニンを探しているのだ。


「待て!そんな事許さねぇ!」

「許す許さないの問題じゃないんだよ!」

さっきから飛んで追いかけてくるヘルハウンドが撃つ火球のせいで、周りに人はほとんどいない。





「あいつら……機動警察か…!邪魔をするな!」

ただ1台の車が、ヘルハウンドの後ろをこっそりついてきていた。乗っている白衣の男は、奇妙なデバイスを持っていた。








「あいつ…本当に何処にいるんだよ………」

「火球で逃げていった奴の中に紛れてたら本当に分からねぇ……」

「もう炭になってるんじゃない?」

「そんな事はない!あいつは……多分良い奴だし、何しろまぁまぁ強いし、何より、あいつの魔法は炎属性!同じ火には負けないはずだ!」





そろそろ駅前に入ってくる。マジで居ないし、これじゃあヘルハウンドを誘導して街破壊してるだけになる。

「どうやら俺のメダルは見つからない様だな………」


ヘルハウンドは気づいていなかった。

沖田とインシャは気づいていた。今先ほど、すれ違ったタクシーにローブを着た奴が乗っていた事に。



「ちょっと下失礼しますよ!」

「!?」

ヘルハウンドの下を綺麗に掻い潜り、バイクはタクシーに飛び乗った。その衝撃で、タクシーのランプは破壊された。




「何か上が騒がしくないですか?」

「リーニン!後ろ!後ろ!」

「後ろ?まさか、さっきの燃えてる奴が来て……」


「上から乗車失礼しまーす!!!!」

「ぎゃああああ!!??」

バイクでタクシーのフロントガラスをぶち破り、インシャがリーニンのもとへ突っ込んできた。

「リーニン!じゃなくてルア!ヘルハウンドのメダルを出してくれ!」

「え!?…………これ?」

「それだそれだ!沖田!コイツをぶち壊せ!」

インシャがルアからメダルを受け取ると、それを沖田に向かって放り投げた。




「おーい、ヘルハウンドとやら。お前の命はここで消化だ………このメダルを壊せばなぁ!!!」

沖田がメダルを上に放り投げ、それを警棒で叩き割…






ろうとした瞬間、ギリギリで間に合った隣の車に乗っていた男が、銃で沖田の警棒を撃ち飛ばした。



「痛った……………何するんだテメェ!」

「何だ……何が起こった!」



メダルはコロコロと落ちていき、その男の元へ向かっていくように動き、その男のそばで止まった。




「貴様………何故俺のメダルの破壊を邪魔する!」

男がメダルをデバイスにスキャンする。

『ヘルハウンド、機能停止(シャットアウト)』


ヘルハウンドはその音声と共に、急に意識を切断され、メダルの中へ戻っていってしまった。

「テストの不足か……まさか急にメダルが誤作動を起こすなんて…………」



「お前は……誰だ?」


「是政。我々の最高傑作、ギジメダルの開発者にして、この世を破壊する者。それでは。」

『スカル!』

是政は、メダルの能力でその場を後にした。




やっと是政を出せた……

という訳で、ヘルハウンドのメダルが赤くなかった理由は、そもそもマジックメダルではないから。でした!

では皆さん、次の話へ行ってらっしゃいませ。

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