7『あれを3時間はきつい』
誰もいない方面に走り出してポイントに次々と通常攻撃を打ち込む。
『バンッ』
ポポポポポン
『バンッ』
ポポポポポん
たまに避けきれないうさぎにはーーー「『トリプルショット』」
先制攻撃をしかけて倒す。
「『集中』『炸裂弾』『お宝の気配』」
人がいない方を優先して、探知をして
海底と同じく、いつも通り走り回りながら真っ白な地面を、地面を、地面を、たまにモンスターを走りながら撃っていく。
格下マップの探索用に、今度移動速度装備でも作ろうかな。そんなことをのんびりと考えた。
「おーい、集合だ」
30分後。花の効果が切れた頃合で呼ばれて
中央に設置されたルイスさんの家に集まる。
「すまんヤシロ。お前らいつもあれの護衛してたんだな…」
「……ああ。あれはギブアップするやつも出るだろ?」
「出るな、あれを3時間はきつい。とりあえずPT事にドロップの総数を上げてくれ」
ルイスPT(4人)
採掘
魂の欠片x31
狩り
魂の欠片x9(祝福の花使用で6,無しで2,1)
ルルティアPT(5人)
採掘
魂の欠片x21
狩り
魂の欠片x16(祝福の花使用で7,6,無しで3,0)
シャードPT(2人)
採掘
魂の欠片x43
狩り
魂の欠片x10(祝福の花使用済み)
おー。30分で130個か。1時間平均15個だったゲームから考えると優秀というか、やはり採取が1回で数回判定があるのがずるい。
戦闘組の個数はおかしくないもん。採取組がバグってるんだ。
このままエリア2に行くのかと思ったら……ヤシロさんが手を挙げた。
曰く
「ここで一旦中断して祝福の花を人数分用意するのもありだと思う。なしだと出なさすぎて心にクルものがある」そうだ。
まあ、たしかに。
ヒールマスターの人は攻撃スキルが少ないから手数がないとか、手数や殲滅力の問題はあるけど……出ないのは心が折れるもんね。
唯一収穫ゼロだったトルティアさんは全力で頷いていた。
「それは確かにそうだな……ここなら再入場も容易いしな…誰か1人、今日は祝福の花を集めに行ってもらうか……一度仕切るか…」
仕切り直すか、1人が行くか。
空気が怪しくなってくるとシャードさんに手招きをされ、大人しく傍によるとむぎゅっと抱きしめられた。
「あーわかったわかった。お前らは分けねえよ。そうだな感覚はわかったから色々装備とかも補充してまた仕切り直そう。いすずとルルティアは祝福の花集め付き合ってくれ」
「わかりました」
「ちょっといいか、それなら俺はここに残って狩り続けててもいいぞ」
そう言って手を挙げたのはルイスさんのPTのアタッカー、ドロイさんだった。
「まだ補充はそんなに必要ないし外に出てもな。それならルイスとルルティアだけ花を取りに行って残りはここで集めてた方がいいんじゃないか」
「……いいのか?大丈夫か」
「全員で花を使うから、さっさと戻ってこいよ。じゃないと使い切っちまうぜ」
入場券は簡単に手に入るのでエリア1くらいなら本当にどっちでもいいんだけど
どうやら集まったみんなはまだまだ狩りのモチベが高いようだ。
それはそれでいいのだろう。
ルイスさんは最後まで少し躊躇っていたが、結局ルルティアさんを連れて出ていった。
残ったメンバーはヤシロさんが取り仕切ることとなった。
「よし……ルイスたちが戻ってきたらビビるってくらい集めといてやろうぜ」
「「「「おう!」」」」
採取1名、狩人8名での魂の欠片集めが始まった。




