8『各900近くになる予定です』
「いすず!!!」
「……はい?休憩しますか?」
「あ、ああ、ちょっと補給タイムをくれ」
「わかりました」
疲れてたヤシロさんが飲み物や軽食を食べるのを横目に、海底に直で座って足に毛布をかけ
おやつのクッキーを食べながらインベントリを確認する。
-女神の涙x210
-上級桃水晶x168
-桃水晶280
-真珠266
-黒真珠222
-昆布433
-特大ポーション(HP)x634
-特大ポーション(MP)x612
3時間で、これか。
通常攻撃だけで採取しているため、MPポーションも順調に溜まっている。
ポーションの類は不死地帯のボスエリアの人達にあげる。これは私の意思だ、うん。
世界が崩壊されても……困るしね。それは初期から決めていたことだから大丈夫、ぶれてない。
ただ問題は……水晶弾とインベントリの枠だなあ。
1時間で約150発。3時間で450発。貰った弾は2000……15時間やったら無くなっちゃうけど…
インベントリ使用率はおよそ27%。インベントリいっぱいになるまでは、何とか持つかな。
それで、夜に不死エリアの入口でポーションは届けてもらうとして……
1サイクル1インベントリいっぱいまでとして、次のサイクルまでに不用品の処分を決めないといけない、か。
「ヤシロさん、ちょっといいですか?」
「……なんだ?」
「桃水晶、上級桃水晶、黒白の真珠、女神の涙が欲しい人っていますかね」
「いるにはいると思うぞ。処分したいのか」
「ええ、とりあえず9時間後にインベントリがいっぱいになるのでそれまでに来ていただいたら差し上げようと思いま「ちょっと待て」」
「はい?」
「…あと9時間もやるのか?もう3時間はやったぞ」
「水晶弾もインベントリも余裕があるのでやりますよ?」
何を当たり前のことを言ってるのだ。
キョトンとしているとヤシロさんはあわてて通信機をいじり出した。
その通知は私にも来たので、なんとなく内容を見る。
『海底採取応援を求む、1人じゃ最後までついていけないかもしれない。あと海底で採取した品物を捌く者も募集』
「……ありがとうございます?」
「さすがにこのぶっ通しをあと9時間はやりすぎだ」
苦々しい表情でそういうヤシロさんになんか悪いことをした気がして苦笑いを返すともう通知が来た。
『品物捌いてもいいけど…数が数だよな?』
「本日最終的には各900近くになる予定です」
そう返すと……全員が捌ききれないと返してきた。
しょうがない、余剰品は捨てるかなあ…。ゲームでも結局そうなったよねえ。
それから3時間やると、護衛は知らない人に変わった。今度はがたいの大きな前衛の方で…その人は3時間で力尽きた。だけどまた別の人が来たので、もう3時間延長。
計12時間。
不死エリアで運び屋にポーションを渡して
余剰品は結局、欲しがらればあげて残りは廃却して
テントでひとりで寝る。
そんな生活を5日間もしていれば……指輪は4個も出た。
1個はルルティアさんに渡して
ルルティアさんもランクアップ。
そしてルルティアさんも指輪を1個選択採掘して…ルイスさんが選んだ2人がランクアップ。
その後私のクールタイムが開けたので1個手に入れたあたりで……ルイスさんから呼び出しを受けた。




