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ワールド★スター『神様が再現失敗した世界の立て直し』  作者: 海華
鉱山採掘

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199/219

12『お手並み拝見』


25階まで登って、ルイスさんのお兄さんにあって


午前中までのお仕事を終えれば…次はトーレンさん達との対人戦だ。


単調な動きのモンスターより、対人戦の方が頭の回転の訓練に丁度いいと言ったら午前中の人たちはみんなついてきた。

こちらの人数が増えたことにより…トーレンさんも嬉々として自身も含め武道会で上位の友人を数人連れてくるそうだ。


ワクワクが止まらなかったーーーーーーー

この時までは。


そう、まさかあれだけ戦いたい!ってノリノリなトーレンさんがまさか


1分もしないうちに決着がついてしまうなんて誰が思っただろうか。


sideルイス


『不甲斐ないところは見せられないから頑張らないといけませんね』


楽しそうにしながらそう言っていすずは石造りのバトルフィールドの上に立った。

対面にはトーレンが居て…2人がバトルフィールドの上に立つとフィールドを覆うように魔道具により結界が貼られた。

これは流れ弾などで観客に被害が出ないようにするための措置だ。


「さて、お手並み拝見と言ったところかな」


兄貴は楽しげにフィールドを見下ろす。

俺も少なからずどんな試合を見せてくれるのかと、少し楽しみだ。


結界の外には闘技場のスタッフで審判が立っていて、審判が手を上げるとルールの宣言を始めた。


いすずVS大剣使い


「勝負は1体1!勝利条件は戦闘不能レベルの怪我を追うか、明らかに致命傷を負わせられる状態にするか、敗北宣言で決まります。お二人ともよろしいですか?」


「構わない」

「はーい」


「アイテムはポーション類以外は使用可能。武器の変更も可能となります。勝負開始は合図をしたらお願いします。お二人とも準備はよろしいですか?」


「はーい」

「……俺は構わないがいすずさん、武器は持たないのか?」

「ん?大丈夫ですよー」


見ていてすごくひやひやする。

トーレンはむき出しの大剣を構えているのに対して……いすずは完全な丸腰、素手を振って大丈夫と笑っているのだ。


ガンナーが銃を持たないでどうするんだ!?

何を考えているんだ…?

隣の兄貴は楽しそうに

反対隣のシャードは心配そうにしながらもいすずを見守っている。


いすずの態度を侮っていると感じたのか…トーレンが少し怒っているのを感知で何となく感じる。


「……わかりました。では勝負開始を宣言しますよ……初め!!」


審判が戦闘開始を宣言した途端…トーレンといすずがお互い前面に走り出した。


大剣使いが、遠距離使いに接近するのはセオリーだ。距離を縮めて敵の動きを封じるものだが……いすずは素手だぞ!?素手で接近するなんて何を考えているんだ!?

しかも速度は全速力と言って良い速さだ。


いすずの接近を見て慌ててトーレンが立ち止まり、武器を構えようとするがーーーーーーその目の前に来たいすずがスっとしゃがみ込んだ。


そして急停止したせいでまだ体勢が整ってないトーレンの目の前で床に手を着いて……思いっきり足で足を蹴り飛ばした。


「なっ!!」


急停止で体勢が整ってないせいで、容赦なくバランスを崩して倒れそうになるトーレンに

いすずは即座に駆け寄って殴ろうと?するが…どう見ても手の長さが足りない。

トーレンがバランスを崩しながらも、少しだけ床を蹴って距離を取ろうとしたからだ。


このままじゃ当たらない。


そう思っていたが……いすずの手元に突如…50cm以上ある彼女の銃が現れて……攻撃のリーチが伸びて、いすずは銃で思いっきりトーレンの手元を殴り飛ばした。


すると遠くに飛ばされる大剣

バランスを崩されて倒れ込むトーレン


ーーーー追い打ちをかけるようにトーレンに跨り、頭上に銃口を突きつけるいすず。



「しょ、勝負あり!勝者いすず!」


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