表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
『俺だけドロップ率∞のバグスキル持ちだった ~底辺探索者のダンジョン配信が、いつの間にか世界最強チャンネルになっていた~』  作者: やまご


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

41/95

第41話 再突入と、届くための一歩

「――行くわよ」


再び。


Sランクダンジョン。


あの扉の前。


空気。


重い。


だが――


前回とは違う。


コメント欄(配信)。


「来た」

「リベンジ」

「全員仕上がってる」


俺は息を吐く。


「……今回は行けますね」


隣。


アリア。


手を握る。


自然に。


指が絡む。


「当然」


短く。


迷いなし。


そのとき。


リゼが笑う。


「自信満々だね」


軽く。


だが。


目は鋭い。


カイは無言。


ただ。


扉を見ている。


「開ける」


一言。


そして――


ギィィ……


扉が開く。



深層最奥。



“それ”がいる。


前と同じ。


だが――


違う。


こちらが。


変わっている。


コメント欄。


「来た」

「ラスボス」


アリアが小さく言う。


「……行くわよ」


手を握る。


強く。


だが。


落ち着いている。


「離れないで」


もう。


当たり前の言葉。


俺は答える。


「はい」



戦闘開始。


“それ”が動く。


空間が歪む。


だが――


今度は見える。


「今!」


アリアの声。


同時に動く。


俺も。


カイも。


リゼも。


完全同期。


ザンッ!!


命中。


初めて。


確かに。


“当たった”。


コメント欄。


「通った!」

「攻略成功」


“それ”が揺れる。


初めて。


反応した。


リゼが笑う。


「いいね」


「ちゃんと届いてる」


カイが前に出る。


「行く」


次の瞬間。


消える。


そして――


連撃。


ザンッ!!


ザンッ!!


ザンッ!!


今までと違う。


“通る”。


コメント欄。


「カイ覚醒」

「強すぎ」


アリアが言う。


「続けるわよ」


俺の手を引く。


完全に。


一体化。


「はい」


連携。


さらに深まる。


呼吸。


思考。


完全一致。


ザンッ!!


ザンッ!!


“それ”が後退する。


初めて。


押している。


コメント欄。


「いける」

「勝てる」


だが――


次の瞬間。


空間が裂ける。


“それ”が形を変える。


より歪む。


より強く。


コメント欄。


「第2形態」

「やばい」


リゼが即座に言う。


「来るよ!」


全員構える。


次の瞬間。


衝撃。


ドンッ!!


吹き飛ばされる。


「っ……!」


俺は体勢を立て直す。


アリア。


無事。


手。


離れていない。


「……大丈夫?」


小さく。


「はい」


即答。


その瞬間。


アリアが少しだけ安心する。


「……当然」


そのとき。


カイが前に出る。


「ここからは」


低い声。


「俺が削る」


気配が変わる。


圧。


一段上。


「……来た」


リゼが呟く。


「本気モード」


カイが踏み込む。


速度。


別次元。


ザンッ!!


一撃で空間が裂ける。


“それ”が初めて。


大きく揺れる。


コメント欄。


「えぐい」

「格違い」


だが――


カイも無傷じゃない。


血。


流れている。


それでも。


止まらない。


「まだだ」


さらに踏み込む。


そのとき。


俺は言う。


「合わせます!」


アリアが頷く。


「行くわよ!」


三人。


同時に動く。


リゼが支援。


解析。


完璧。


「今!」


その瞬間。


全員の動きが一致する。


ザンッ!!!


空間が崩れる。


“それ”が叫ぶ。


初めて。


“声”を上げる。


コメント欄。


「効いてる」

「終わる!」


だが――


まだ足りない。


“それ”が再び膨張する。


暴走。


「……最後行くわよ」


アリアの声。


静か。


だが。


確信。


俺の手を握る。


強く。


「離れないで」


その言葉。


最後の確認。


俺は答える。


「はい」


その瞬間。


アリアが少しだけ笑う。


「……ならいい」


カイが前に立つ。


「道を開く」


一言。


そして――


全力。


ザンッ!!!


空間が裂ける。


一瞬の隙。


リゼが叫ぶ。


「今しかない!」


俺とアリア。


同時に踏み込む。


完全一致。


距離ゼロ。


思考ゼロ。


ただ――


“同じ動き”。


「終わりだ!!」


ザンッ!!!!!!



命中。



空間が止まる。


そして――


崩壊。


“それ”が消える。



静寂。



ドロップ。



ポン

ポン

ポン

ポン

ポン

ポン

ポン

ポン

ポン

ポン

ポン

ポン

ポン

ポン

ポン

ポン

ポン

ポン

ポン

ポン

ポン

ポン

ポン

ポン

ポン



コメント欄。


「25個」

「神」

「終わった」


その中。


一つ。


異質な光。



???スキル

「存在干渉」


レア度

∞∞



コメント欄。


「壊れた」

「世界変わる」


静寂。


全員。


立っている。


勝った。


アリアが小さく言う。


「……終わったわね」


俺は笑う。


「ですね」


その瞬間。


アリアが少しだけ寄る。


肩。


触れる。


「……離れなかった」


小さく。


俺は答える。


「はい」


その瞬間。


アリアがほんの少し笑う。


「……当然」



戦いは終わった。


だが――


新しい力。


新しい領域。


すべてが。


ここから変わる。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ