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ワタシ?大魔術師ですよ?いや、マジで!

ヌーデンブルのその後~?

魔王城内のとある塔。


「カルワー様?何故こんな所にいるんですか?」


「ゲームする時間を無理やり作ってんだよ」


魔法書が棚に敷き詰められている室内にある机に隠れるようにしてゲーム機を動かしているカルワーがいた。


「しかし、この間の演習場にほったらかされたヌーデンブルはエロ本と云う遺書を残してあの世にいったし……」


「いやいや、逝ってませんよ」


「……お前も遺書を持ち出しに……って、逝ってない?」


「目の前、目の前」


自分の顔を指差すヌーデンブル。

その顔をみたカルワーは顔を青くしながら、


「つぶれ大福」


とつぶやいた。


「それは、どっかの常春の国の王子!部下に玉ねぎのカブリモノしてる奴はいません!コスプレはいるけど!」


「そのネタ分かるのはいるの?」


「さあ?」


2人して首をひねる。


「わからない事は、ほっとくとして、線香あげたら、成仏する?」


「しませんよ」


「なら、十字架か。悪魔よされ!」


カルワーは懐から出した銀の十字架を突きつける。


「グワァァァ!苦しい!」


ヌーデンブルは体から黒い煙を上げながら後ずさる。


「もう一度言う!立ち去れ!」


突きつけていた十字架をヌーデンブルの額に押しつけると、


「ギャャャァァァァ!!!」


悲鳴を上げながら崩れ去り煙となって消え失せた。


「エクソシストごっこは終わりましたか?」


カルワーの背後に立つメイドのエスミル。


「いつの間に?」


「ヌーデンブルさんの影分身が来て教えてくれました」


先ほど消えたヌーデンブルが部屋の真ん中に現れて周りを見渡す。


「あれ?私の分身は?」


「殺虫剤かけて駆除しときました」


「(┳◇┳)ひど!」


「そういえば、最近メイドの更衣室で視線を感じると報告があったんですが、ヌーデンブルさん知りませんか?」


「誰がそんな羨ましいことを?」


「カルワー様は黙って、お座り!」


「ワン!」


「カルワー様、座っちゃダメでしょ?」


犬耳をつけて、正座し、お茶を飲むカルワーにヌーデンブルは言った。

お茶を飲んで和んだカルワーは、エスミルに先を促す。


「話によると1つのグループが着替えをしている時に感覚の鋭い獣人や、魔力感知の高いエルフが何かしら感じると言ってきてるのです」


「それは、不思議なことですね」


「キモサク宰相に相談したら、少し前にヌーデンブルさんが防犯に魔法を施したと聞きまして、こちらに出向いたのですが」


「まさか、自分だけ覗くためにし直したんじゃ……羨ましいことを」


「カルワー様、いくら自分がエロ本収集にこってるからって、失礼な。仕事は仕事でちゃんとやりますよ」


「まじ?なら、その防犯の明細などを教えてくれ」


「……まあ、いいですけど。まず扉の開閉に関してはメイド服にかけてある魔法を感知して開くようにしてある。ロッカーも一人一人の魔力パターンを感知して本人しか開けられ無いようにしている。後、内部を監視するように影分身を忍ばせているくらいですかね?」


「それだ!」


「それですね」


「え?なに?」


「わかりました。私は殺虫剤と覗き魔ホイホイを更衣室に行って設置しときますね」


カルワーに頭を下げて退出するエスミルに、訳が分からないと言う顔をしたヌーデンブルは問いかけた。


「ヌーデンブルさんの影分身の煩悩が気配や、微量な魔力となって感知されたんですよ」


「なるへそ。変に自我があるから、興奮したんだな」


「それなら、私がその影分身を消しに行きますから、いいでしょう?」


「たしか、影分身には本体に戻る時に記憶の共有があったよな」


「ギクッ!」


退出しかけたエスミルがヌーデンブルに、


「後で、メイド部隊による折檻がありますので、逃げないで下さいね」


冷たい微笑を浮かべ告げるとその場を後にした。

残されたのは、青い顔をしたヌーデンブルとヌーデンブルのパソコンをいじっていたカルワーが残された。


「何してんですか?カルワー様」


「ヌーデンブルの遺品を整理しとこうと思って」


「(」゜□゜)」私、殺されんの!?」


「所で、さっきの更衣室の記録はないの?」


「ある訳無いでしょ!まだ、一月もたってないのに」


「えーと、プログアップ『この度、少しの間更新できません』……これでよし!」


「カルワー様!何を勝手に人のプログイジってんですか!」


「どうせ、しばらく入院でしょ?」


「(°□°;)そこまでヒドいの!……しばらく、旅に出ます」


荷物をまとめ始めたヌーデンブルにカルワーが、


「時間切れで~す」


扉を開けて入ってきたのは殺気立ったメイド部隊だった。


「それでも、逃げる!あーばよ!とっ――グェッ!」


首に(あったっけ?)に巻き付いた鞭によって逃亡を阻まれたヌーデンブルはメイド部隊の折檻を受けるために連行された。


「ある意味、ご褒美だな。おおっと、このこともプログにアップしとこ」


『メイド部隊にお仕置きされます。(⌒~⌒)ドヤッ!』といれたら、炎上したとか、しなかったとか。


メイド部隊……お仕置きは得意です。(カルワー談)



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