↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
84/90

~④ガウディと渋沢栄一の中央塔再建計画~アントニ・ガウディと渋沢栄一。引っ越し編~

~④ガウディと渋沢栄一の中央塔再建計画~アントニ・ガウディと渋沢栄一。引っ越し編~


【小人テレビ臨時ニュース!!】

アトランティス全域へと一斉に放送された。

「臨時ニュースをお伝えします。中央塔建替工事か行われる事となりました。引っ越し前日及び当日は中央塔への立ち入りが制限されますのでお気をつけ下さい。詳しくは各掲示板や直接担当部署へお尋ね下さい。尚、引っ越しは今から一週間後、アトランティス暦8月16日です。暦のわからない方には各エリアにカウントダウン掲示板を設置致しますのでそちらでご確認下さい。以上、臨時ニュースでした。」


獣人街、街頭テレビ周辺にはたくさんの住民が集まっていた。この地域はまだテレビが各家庭には普及していない様だった。

「役場に入れなくなるにゃ?」

「2日間だけだから、関係ないワン!」


ドワーフ街、街頭テレビと各家庭。

「これ、伝説の親方が建築に携わってるハズだぞーーー!」

「すげぇな親方!」

「エリア開発するらしいから仕事が増えるかもしれないってー!」


エルフ街、ダークエルフ街。

スナックとBARに住民が集まっていた。そこにはちゃっかり、ダ・ヴィンチもいるのだが(笑)

「へぇ。中央塔の建替えねぇ。創造神様も大胆な事をするわねぇ。」

「あ、アレか?創造神がな、ワシが作ったテレビを映す魔道具を部屋に欲しいって言ったらしいぞい!」

「そうかい!アタシ達が作った魔法鏡だとそんなにたくさんの世界は映せないからねぇ。」

「一度にたくさんの異世界を見たいんじゃろうて。」


竜人街。

「うむ。竜の貸し出しも一時的に止めるか?」

「物流地竜だけは止めた方が良いかもしれぬ。中央塔へ向かう荷馬車もおるだろうからな。」

「その様に伝達しておこう。」



天界。

大国主命(オオクニヌシノミコト)、ポセイドン、創造神、お供天使。

「当日、天界を一時的に切り離し、建替えすれば良いな。」

「創造神様が一瞬でやって下さるだろうよ。」

「え?我が?」

「他に異空間から塔を持ってこられる者かいると?」

「あ、そうじゃったー!久しぶりに大きな神力を使うとするか。腕がなるわい!」


冥界

「小野篁くんや?」

閻魔大王が???顔で冥官室へ顔を出す。

「何ですか?閻魔大王様。」

「何ですか?って引っ越しするって聞いたんだけど?」

「あぁ、それならここをこのまま異空間へと移し、冒険者ギルドから扉で繋いでもらいますので普通に仕事していただいて良いでしょう。」

「え?休みが貰えると聞いたんだけど?」

「死者は日々休むこと無くこちらへやってくるのですよ?我々に休みなどございませぬ。」


子供達の保護施設。

「オロチさーん!へび滑り台やってー!」

「今日はですねー滑り台は出来ませんよ。お引っ越しするのですよ?」

「えーーーやだーー!ひっこしって、なにするの?」

受付嬢達が1人当たり3人の子供の担当として派遣されている。

「皆さーん!こちらに自分の荷物を持ってー並んで下さいねぇ。みんなにはぁ、これから一週間少しずつ荷物を新しいお家に運んでもらいますよぉ!」

「あたらしいおうちーーー!」

「あまわしいおうちーーー!」

「ひーっこし!ひーっこし!」

「3人一組になってぇ、お姉さんに着いてきて下さいねぇ!」


異空間へとワープゲートが開かれ次々と子供たちが新しい塔へとやってくる。


そこには塔を眺めているガウディがいた。

「ぁぁ、あの曲線もう少しウネウネさせたい……光の入り方が……創造神様の居室はアレで良かったのだろうか……ぶつぶつぶつぶつ。」


「あのおじちゃんこわーい!」

引率のヤマタノオロチが答える。

「恐くないですからねぇ。おっと足場の前には行かないで。そこは危険ですからこっちから入ってくださいねー!」

『はーい!』


こうして建替えまでの一週間、アトランティスは慌ただしく過ぎていった。


そんな中でも「日常」は止まらない。


これが渋沢栄一が理想とする世界なのかもしれない。


そしていよいよ、

建替え当日がやってくるのだった。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。