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婚約破棄されたはずの令嬢ですが、執事も王子も恋敵もなぜか商法で溺愛してきます  作者: Altis


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3/9

第2話 私は令嬢です。商人ではありません(商人・商行為の入口)


 翌朝。


 私は、自室の寝台の上で目を覚ました。


 天蓋の白い布。

 薄い朝の光。

 磨かれた銀の燭台。

 枕元には、昨夜ノアが用意したらしい温かい布と、飲みかけの紅茶。


 いつもと同じ部屋。


 いつもと同じ朝。


 ならば、昨夜のことは夢だったのではないだろうか。


 そう思って、私はしばらく天井を見つめた。


 王城の夜会。

 レオンハルト殿下。

 その隣に立つヴィオラ・クライン。

 婚約破棄。

 信用不安。

 玄関ホールの紙の山。


 ……うん。


 夢ということにしたい。


 私は布団を頭まで引き上げた。


「お嬢様」


 扉の向こうから、穏やかな声が聞こえた。


 ノアである。


 夢は終わった。

 現実が来た。


「起きていないわ」


「では、起きていないお嬢様に申し上げます」


「寝ている人間に申し上げないで」


「本日の朝食は、焼きたての白パン、卵料理、果物、それから昨日届いた書簡の整理でございます」


「最後が食べ物ではないわ」


「ええ。ですが、消化は必要です」


「詩的に嫌なことを言わないで」


 扉の外で、ノアが微笑んだ気配がした。


 気配だけで分かるのが悔しい。


「ロッテも控えております」


「ロッテも?」


「はい。昨夜のうちに、書簡の分類を済ませてくれました」


「……あの山を?」


「はい」


「有能なのはありがたいけれど、朝からありがたくないわね」


「お気持ちはお察しいたします」


「察したなら昼にして」


「昼まで寝台にいらっしゃるおつもりですか」


「今、真剣に検討しているわ」


 私はしばらく布団の中で抵抗した。


 しかし、布団は私を守ってくれても、請求書を消してはくれない。


 その事実に気づいてしまった時点で、私は負けていた。


 しぶしぶ起き上がる。


 鏡の中の私は、寝起きでもそこそこ令嬢に見えた。


 銀の髪は少し乱れている。

 目元はほんの少し赤い。

 けれど、背筋を伸ばしてしまえば、まあ、なんとかなる。


 氷の令嬢。


 王都の人々は好き勝手にそう呼ぶ。


 もし本当に氷なら、今ごろ溶けて寝台の上で水たまりになっていると思う。


 身支度を終え、食堂へ向かうと、ノアが扉の横で待っていた。


 黒髪。

 モノクル。

 白手袋。

 隙のない礼。


 朝から完璧である。


 腹立たしいほどに。


「おはようございます、お嬢様」


「おはよう、ノア」


「昨夜は、よくお休みになれましたか」


「眠ったことにしたいわ」


「では、そのように扱います」


「現実までそのように扱って」


「それは少々難しゅうございます」


 でしょうね。


 私はため息を飲み込んで、食堂に入った。


 焼きたてのパン。

 卵料理。

 果物。

 香りのよい紅茶。


 そこまでは完璧だった。


 問題は、食卓の端に積まれた書簡の束である。


挿絵(By みてみん)


 昨夜、玄関ホールに山を作っていた紙たちは、一晩のうちに丁寧に分類され、紐で結ばれ、いかにも「私は重要書類です」という顔をして並んでいた。


 紙のくせに、朝から姿勢がよい。


 食堂の脇には、ロッテが控えていた。


 ロッテ・ベル。

 アルマーシュ家の帳簿係兼メイドである。


 小柄で、愛嬌のある顔。

 けれど、手には分厚い帳簿。


 一見すると癒し枠だ。


 ただし、帳簿を持っている時点で油断してはいけない。


「おはようございます、お嬢様」


「……ロッテ。その束は、朝食の席に並べるものなの?」


「必要になる前に出した方が、まだ胃に優しいかと」


「胃に優しいものは、普通もう少し柔らかい形をしているわ」


 ロッテは、いつものかわいらしい笑顔で一礼した。


 かわいい顔をしているのに、言葉に遠慮がない。


 私は席についた。


 ノアが紅茶を注ぎ、ロッテは静かに控える。


 控えている姿は完璧なメイドなのに、机の上に置かれた束がどうにも優しくない。


「お嬢様」


 ノアが言った。


「本日は、まず一つだけご理解いただければ十分です」


「一つだけ?」


「はい」


「本当に?」


「はい。多くを詰め込むと、お嬢様はお部屋に戻られますので」


「その可能性は否定しないわ」


「ですから、逃げ道は少しずつ塞ぎます」


「隠さなくなったわね」


「信頼関係でございます」


「違うと思う」


 私はパンを小さくちぎった。


 おいしい。


 腹立たしいほどおいしい。


 現実もこれくらい香ばしければよかったのに。


「それで、一つとは何?」


 私が聞くと、ノアは静かに微笑んだ。


「お嬢様が、外からどう見えているかでございます」


 また、それだ。


 外から。


 昨夜から、その言葉ばかり聞いている気がする。


「ノア」


「はい」


「私は、私よ」


「もちろんでございます」


「アルマーシュ公爵家の令嬢よ」


「はい」


「商人ではないわ」


 そう言い切ると、ノアは微笑んだまま黙った。


 ロッテも黙った。


 食堂に、なんとも嫌な沈黙が落ちる。


 この家の沈黙には種類がある。


 来客の名前を忘れた時の沈黙。

 高価な花瓶を割った時の沈黙。

 ノアが私に都合の悪いことを言う前の沈黙。


 今のは、最後のやつだ。


「……何か言いなさい」


「お嬢様がおっしゃることは、半分正しゅうございます」


「半分」


「はい。お嬢様は令嬢でございます」


「そこは全部正しいでしょう?」


「私にとっては、もちろん」


「外では?」


 ノアは、紅茶のポットを置いた。


 その動作は静かで美しい。


 こういう時、彼は必ず一呼吸置く。


 私が逃げようとしても、逃げ道の扉を先に閉めてから話すためである。


「外の方々は、お嬢様を、アルマーシュの名を継ぐ方として見ております」


「それは分かるわ」


「そして、アルマーシュ家は公爵家であると同時に、商会でもございます」


「商会は父がやっていたことでしょう?」


「先代が。そして私が。屋敷の者が。商会の者が」


「なら、私ではないわ」


 そう言った瞬間、ノアの微笑みが少しだけ深くなった。


 ああ。

 これはよくない。


「お嬢様」


「何?」


「商いの相手は、家の内側の役割分担までは見てくださいません」


「……見てくれてもいいのに」


「見てくれる方もございます。ですが、都合の悪いときには見てくださいません」


「人の心がないの?」


「商人の心はございます」


「それは優しいものなの?」


「時と場合によります」


 ロッテが、控えめに口を開いた。


「お嬢様。商いの世界では、『誰の名で取引しているか』がとても大事になります」


「誰の名で」


「はい。アルマーシュの名で品を買い、品を売り、金を借り、返事をしてきたのなら、相手はアルマーシュを見ます」


「でも、私は契約書に署名していないわ」


「はい」


 ロッテは穏やかに答えた。


「ですが、お嬢様はアルマーシュ家の一人娘で、先代の跡を継がれる方です」


「つまり、私が知らなくても?」


「相手は期待します」


「期待」


「この人が、最終的に責任を持つのだろう、と」


 私は黙った。


 期待。


 それは昨日まで、美しい言葉だった。


 社交界で期待される。

 王家との婚約に期待される。

 アルマーシュ家の未来として期待される。


 でも今は、その言葉に請求書の匂いがする。


「……つまり」


 私はゆっくりと言った。


「私は、自分では商人ではないつもりだけれど」


「はい」


「外から見ると、アルマーシュ商会の中心にいるように見える?」


「少なくとも、そう見たい方々はおります」


「見たい?」


 ノアが微笑んだ。


「責任を求めたい相手は、もっとも分かりやすい看板を見るものです」


 看板。


 また、その言葉。


「私は看板なの?」


「私にとっては、お嬢様でございます」


「外では?」


「アルマーシュの看板でございます」


「……言い切ったわね」


「濁すと、かえってお嬢様が後でお困りになります」


 優しい。


 言い方は優しい。


 けれど、内容は全然優しくない。


 私は紅茶を飲んだ。


 温かい。

 香りもいい。


 なのに、気持ちは少しも落ち着かない。


「商人というのは、そんなに簡単になってしまうものなの?」


 私が聞くと、ロッテが一歩だけ前に出た。


「厳密には色々ございますが、今朝は簡単に申します」


「簡単にして」


「自分の名で、商いを、続けてする人です」


「自分の名で、商いを、続けてする人」


「はい」


 ロッテは三本の指を立てた。


「誰の名でやっているか。商いか。続けているか。まずはそこです」


「私は自分の名で商いをしていないわ」


「お嬢様個人が店先に立って、布を売っているわけではありません」


「でしょう?」


「ですが、アルマーシュの名は、お嬢様の名でもあります」


 私は言葉に詰まった。


 ずるい。


 その言い方はずるい。


 アルマーシュの名は、私の誇りだった。

 父から受け継ぐ、大切なものだった。


 それが突然、商いの世界の紐で結ばれていく。


「家名は、飾りではないのね」


 私が呟くと、ノアが静かに頷いた。


「はい。少なくとも、取引先にとっては」


「社交界で美しく立っていれば、それで守れるものだと思っていたわ」


「それも、大切でございます」


「本当?」


「もちろんです。昨夜のお嬢様は、大変美しゅうございました」


「今、そういうことを言うのはずるいわ」


「事実でございます」


 ノアは少しだけ目を細めた。


「ですが、美しく立つことと、支払期日を守ることは、別の作法でございます」


「作法と言われると、少しだけ逃げにくいわね」


「逃げられませんので」


「言い直しても逃げられないのね」


 ロッテが、食卓の端に置かれた書簡の束を示した。


「昨夜届いたものは、大きく三種類に分けております」


「三種類」


「支払を確認したいもの。取引を続けてよいか尋ねるもの。条件を変えたいもの」


「……どれも、あまり朝食前に聞く言葉ではないわね」


「朝食後にしますか?」


「そういう問題ではないわ」


「では、紅茶のおかわりを先にします」


「それはお願い」


 ノアがすぐに紅茶を注いだ。


 この連携だけは完璧である。


 私は書簡の束を見つめた。


 昨日の夜は、ただの紙の山に見えた。


 今朝は、少しだけ違う。


 それぞれの紙の向こうに、相手がいる。


 織物商。

 運送業者。

 倉庫を貸している商人。

 父の代から付き合いのあった古参の取引先。


 その人たちは、私の失恋を心配しているわけではない。


 アルマーシュが約束を守れるのか。

 払えるのか。

 返事をするのか。


 そこを見ている。


「ノア」


「はい」


「私は、昨日まで何を見ていたのかしら」


「お嬢様は、お嬢様のお役目を果たしておられました」


「慰め?」


「半分は」


「残り半分は?」


「本当のことです」


 ノアは、私の前に一通の書簡を置いた。


「これは、昨夜届いたものの一つです」


「また請求書?」


「取引継続の確認でございます」


「確認なら、まだ穏やかそうね」


「文面は穏やかです」


「中身は?」


「アルマーシュ家は今後も約束を守れますか。守れないなら、早めに言ってください、でございます」


「紙というものは、こんなにも人を追い詰めるものだったかしら」


「署名と印章があると、さらに」


「聞きたくないわ」


 ロッテが、控えめに言った。


「お嬢様。紙は悪くありません」


「あなたは紙の味方なの?」


「帳簿の味方です」


「人間の味方をしてちょうだい」


「お嬢様が黒字になるなら」


「そこに戻るのね」


 ロッテは小柄で、顔もかわいらしい。


 なのに、ときどき商人より商人らしい目をする。


 今もそうだ。


 丸くて柔らかい目なのに、数字を見る時だけ少し光る。


「ロッテ」


「はい」


「あなた、お金が好きね」


「はい」


「隠さないのね」


「お金は隠すより数えるものです」


「名言みたいに言わないで」


「大事なことです」


 私は額に手を当てた。


 商いの世界は、令嬢の心にあまり優しくないらしい。


「では、私はどうすればいいの?」


 思ったより、弱い声が出た。


 自分でも少し驚いた。


 ノアがすぐに答える。


「まずは、知ることです」


「何を?」


「自分が何者として見られているのか」


「私はミレイユよ」


「はい」


「アルマーシュ家の令嬢よ」


「はい」


「それだけでは、足りないのね」


 ノアは、優しく微笑んだ。


「お嬢様が悪いわけではございません」


「でも、足りないのでしょう?」


「はい」


 即答だった。


 少しは迷ってほしかった。


「お嬢様」


「何?」


「知らないことは、罪ではございません」


「本当?」


「はい。ただし、知らないまま署名すると、かなり危のうございます」


「結局怖い話になるわね」


「ですから、署名の前に知りましょう」


 私は目の前の紅茶を見た。


 表面に、少し疲れた顔の私が映っている。


 昨夜、大広間の鏡に映っていた悪役令嬢めいた女とは少し違う。


 今朝の私は、少しだけ情けない顔をしていた。


 でも、こちらの方が本当なのかもしれない。


「それで、ノア」


「はい」


「あなたは何なの?」


 ノアがわずかに瞬きをした。


「私でございますか」


「ええ。昨日から何度か聞いているけれど、支配人という言葉がどうにも気になるわ」


「名前が怖いからですか?」


「名前も怖いし、あなたが平然としているのも怖いわ」


 ノアは楽しそうに目を細めた。


「では、本日は入口だけ」


「入口だけ?」


「はい。詳しいお話は、明日にいたしましょう。朝食が冷めますので」


「それをもっと早く思い出してほしかったわ」


「支配人とは、商会の営業に関することについて、表に立って動く者でございます」


「つまり、あなたがアルマーシュ商会の顔になるの?」


「そう見られる場面がございます」


「顔は私ではないの?」


「お嬢様は看板です」


「顔より重いものにされた気がするわ」


「光栄なことでございます」


「あなたに言われると、あまり安心できない」


 ノアは少しだけ笑った。


「支配人の話は、明日ゆっくりいたしましょう」


「怖い話?」


「お嬢様にとっては、少し」


「少しで済む?」


「おそらく」


「信用できないわね」


「では、甘い焼き菓子を添えます」


「少し信用したわ」


 ロッテが、すぐに口を挟んだ。


「焼き菓子の費用は、厨房費から出します」


「そこは言わなくていいのよ」


「帳簿に載りますので」


「私の心に載せないで」


 そのとき、ノアが一枚の紙を私の前に置いた。


 そこには、三つの言葉が書かれていた。


 商人。

 商行為。

 補助者。


 私はその紙をしばらく見つめた。


「……昨日から、私の辞書に載せたくない言葉ばかり増えているのだけれど」


「本日は、そのうち一つだけで十分です」


「どれ?」


「商人」


 ノアは、静かに言った。


「お嬢様ご自身がどうお思いになるかは、もちろん大切でございます」


「ええ」


「ですが、請求書は、お嬢様のお気持ちを確認してから届くわけではございません」


「……紙のくせに、礼儀がないわね」


「商いの世界では、礼儀正しい紙ほど厄介でございます」


 私は、深く息を吐いた。


 逃げたい。


 とても逃げたい。


 けれど、食卓の端には書簡があり、ロッテの手元には分類済みの束があり、ノアは私の紅茶を注ぎ足している。


 逃げ道は、いつの間にか朝食と一緒に整えられていた。


「分かったわ」


 私は言った。


「今日は、商人だけ」


「はい」


「支配人は明日」


「はい」


「それ以上は増やさないで」


 ノアとロッテが、ほとんど同時に微笑んだ。


 嫌な予感がした。


「……何?」


「いえ」


「何かある顔をしているわ」


「お嬢様」


 ノアは、白手袋の指先で、紙に書かれた三つの言葉のうち最後の一つを軽く示した。


 補助者。


「本来であれば、こちらは明日に回したいところですが」


「明日にして」


「残念ながら、商いの相手は明日まで待ってくださいません」


「待って。今、朝食中よね?」


「はい。ですので、朝食後にいたしましょう」


「休憩は?」


「執務室までの廊下がございます」


「それは移動よ」


「移動も立派な気分転換でございます」


 私は助けを求めてロッテを見た。


 ロッテは、分類済みの書簡の束を抱え直し、にこりと微笑んだ。


「お嬢様。支払期限は、こちらの食後の都合を聞いてくれません」


「あなたまで」


「ただ、焼き菓子は執務室にお持ちします」


「少しだけ許したわ」


 ノアが静かに椅子を引いた。


「では、お嬢様。朝食の続きは、商会の執務室で」


「朝食の続きではなくない?」


「現実の続きでございます」


「言い方!」


 こうして、婚約破棄された翌朝、私は初めて知った。


 令嬢であることと、商いの世界から見られることは、両立してしまう。


 家名は飾りではない。


 看板であり、信用であり、ときには請求書の宛先になる。


 そして、請求書は礼儀正しく届くくせに、こちらの心の準備は少しも待ってくれない。


 私はまだ、自分が商人なのかどうかすら分かっていない。


 けれど少なくとも、外の人たちは私を放っておいてはくれないらしい。


 その証拠に、私の朝食は、焼き菓子と書簡の束とともに、執務室へ運ばれていった。


挿絵(By みてみん)


【ロッテの帳簿メモ】


本日の項目:商人・商行為の入口


 商法では、ざっくり言うと、自分の名で商行為をすることを業とする者を「商人」と考えます。


 ここで大事なのは、次の三つです。


 一つ目は、誰の名で取引しているか。

 二つ目は、それが商いとして行われているか。

 三つ目は、一回きりではなく、営業として続けているか。


 ミレイユお嬢様ご本人は、「私は公爵令嬢であって商人ではない」と思っています。


 ですが、アルマーシュ家は公爵家であると同時に、アルマーシュ商会という商いの看板でもあります。


 取引先から見ると、内側で誰が帳簿を見ているか、誰が実際に返事を書いているかまでは、必ずしも分かりません。


 相手が見るのは、まず名前です。


「アルマーシュの名で注文された」

「アルマーシュの名で支払うと言われた」

「アルマーシュの名で取引してきた」


 そうであれば、外の人たちはアルマーシュの看板を見ます。


 お嬢様が自分では商人ではないと思っていても、外からは、商会の信用を背負う人として見られることがあります。


 つまり、家名は飾りではありません。


 看板であり、信用であり、請求書の宛先にもなるのです。


 なお、支配人や商業補助者については、次回以降に整理します。


 お嬢様の朝食が冷めますので。


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