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2章第7話 フューチャー・トゥー・チェンジ

「私はSランクよ?それ相応の耐久値はあるし、そもそもAランク帯特別能力の回復を使えばなんてことないわ。」


「すごーい!」

その時、とても大きな音がした。

ドォーン!


「リシテンさん、今のは…」


「向こうの山が崩れた音ね…今すぐ向かうわよ!」

――――――――――――――

音がした山まで着いた。

そこには…


「あっ!マリス・クライト!」


「ま、そうなるわよね〜。さっさと片付けるわよっ!」


「はい!」


レイドガン ON バッジセット バッジセット

セット!フローズン グリーン


「レイドフローズンショット」


レイドフローズンショット


レイドカリバー ON バッジセット バッジセット

チェーン パワー アナザー


「レイドチェーンスラッシュ」


レイドチェーンスラッシュ!!!


2つの攻撃が混ざって…マリス・クライトに当たった!


ドォォォン!


「やった!?」


「いや…上よ!」


リシテンの指が指す方向を見ると、そこには背中に黒い羽が生えたマリス・クライトの姿があった。


「あれは…」


「えぇ、おそらくウイングパワーバッジの力だと思うわ。」


「あんなに距離が離れてるならさすがのレイドガンも攻撃できないよ!」


「タイショウノホカクヲハジメマス」

そう、唐突にマリス・クライトが口を開いた


「まずいよ!急がないと…!」


「でも、マリス・クライトのところまで行くなんて…あっ!」


クロが首を傾げる


「どうしたの?」


「クロ君、フローズングリーンバッジを貸して!」


「えっ!?いいけど…」


そう言って、クロはフローズングリーンバッジをリシテンに差し出す。


「ありがとう、これなら…いける!」


「タイショウヲ…ホカクシマス!」

マリス・クライトはそう言って、こちらに向かって攻撃を仕掛けてくる。


「よーし!いっくよー!」


レイドカリバー ON バッジセット バッジセット

フローズン グリーン


「レイドフローズンスラッシュ!」


レイドフローズンスラッシュ


その瞬間、クロの前には分厚い氷の壁が出現した。


「うわぁっ!??」


「盛り上がるのはここからよ!ハァッ!」


リシテンがレイドカリバーを振るとマリス・クライトのところまで、氷の階段が出現した。


「なるほど!フローズンってこういう使い方もあるのか…!」


「最後はこれで決めるっ!」


レイドカリバー ON バッジセット バッジセット

チェーン パワー アナザー × フローズン グリーン


鎖が出現し、マリス・クライトの身動きを取らないようにした!


「えいっ!」

リシテンがレイドカリバーを振る

「レイドチェーンフローズンスラッシュ!」


レイドチェーンフローズンスラッシュ


「ア、ア!」


そして、マリス・クライトの体が氷に包まれ…鎖と共に爆破した!


ついに、マリス・クライトを撃破したのだった!


その後、リシテンの手のひらにクルクルと回転しながら「ウイングパワーバッジ」が落ちていった。


「ついに…やったね!」

クロが顔をニコニコにしてリシテンに近づく


「…でも、多分マリス・クライトはこれだけで終わる存在じゃない気がする。」

リシテンは気づいていた。

爆破する時、一瞬、マリス・クライトの右目の眼球が緑色に光ったことを。


マリス・クライトの右目が緑に光った時、「リカバリー グリーン アナザー」と聞こえたのは…気のせいだったのだろうか?


それに…レイドスクラッチやテラーナイトカード、アナザーレゾナンスマジックバッジはどこに消えていったのだろうか…?

――――――――――――――

時は少し遡って…


天界の研究室にて


1人の少女が叫びながら走ってくる

「ねぇ、アスク〜!」


その声に反応した少年は呆れながら呟いた


「…いや、僕はアスクじゃないって。勝手にあだ名をつけないでよ。」


少年の声は小さかったが少女には聞き取れていたようだ。


「名前なんてどうでもいいじゃない!そもそもあなたのサクって名前も、私のミナミって名前も本当の名前じゃないし…」


「…この名前は、マスター神がつけてくれた名前だ。マスター神から受け継いだものは、全て大切にしなきゃ。」


「…そうね。ていうか、私の話を聞いてよ!」


「?」


「もし、この数少ないマリス・クライトが全滅しちゃったら、どうするの?」


「マリス・クライトが倒される?ハハッ。君は面白いことを言うね。」


「えっ?」


「あの子たちは僕の最高傑作、メライトの影響でSランクの狐神共は戦力外となった。あの子たちを倒せるのは僕らとマスター神しかいないよ。」


「でも、もし彼らが感情の力を扱えるようになったら・・・」


「いや、もし仮に彼らが感情の力を扱えるようになったとしてもこの天界アイテムにこの"アナザーリカバリーグリーンバッジ"をつけている間は平気さ」


「それは―!?」


「僕が新たに開発した"レイドコア"がある限り、ね。」

――――――――――――――

天界 ソフィアのお屋敷にて


「ねぇ、リシテンさん。」


「ん?どうしたの?」


「僕らって一応神様なんだよね?」


「まぁ、そうね。」


「じゃあ、なんで僕たちには真っ白な羽がついてないの!?」


「?」


「ほら、漫画とかだと神様って羽が生えてるでしょ?」


「あぁ、そういうことね。狐神―それはまだ、天使にも悪魔にも、堕天使にすらもなれない神の中でも特殊な種族なの。」


「ということは、僕たちって未熟ってこと?」


「いいえ、それは違うわ。なにせ、全知全能の神様に最も近い存在であるあいつ―ううん、大神ですら羽が生えていないでしょう?」


「確かに…?」


「それでも、ある"通過点"を通れば全知全能の神と同レベになるっていう説があるの。」


「ある通過点?」


「それは―」


その時、クロのサポータードローンがやってきた。


「コードネーム クロ、おはようございます。今日も一日頑張りましょう。では、任務内容をお伝えします。 6xxx年のxxxにてクライトが発生した模様。また、すぐ近くに"アウトマジックバッジ""サーチマジックバッジ"の反応がありましたが、人間が持っていってしまいました。」


「てことは…その世界であと1ヶ月以内にバッジを見つけないと―!?」


「まぁ、クライトが発生した時刻に合わせて向かえば回収できるでしょ。」


「そ、そうかな?」


「そうよ!私たちにできないことなんてないわ!」


「では、直ちにワープホールを作成いたします。」


「よろしく〜!」


数十分後


「ねぇ、ワープホールの作成、長くない?」


「私もそう思う。ねぇ、まだ作成できないの?」


「はい。現在6xxx年のxxxに繋げていますが、何者かの時空の干渉によってワープホールの作成が遅れております。」


「時空の干渉?」


「簡単に言えば、6xxx年のxxxの未来を誰かが変えてる途中ってことよ。」


「未来が…?」


「おそらく、狐神の裏切り者…アスクとミナミの仕業。」


「でも、何のために!?」


「世界を増やすか、あるいは減らすため、ね。」

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