表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ゼルダのりょーごの詩集  作者: ゼルダのりょーご
85/99

消えた声


冷たい風 今日はまた

一段と強く感じるんだ


きみは涼しい顔して澄ましている


こんな雪が降る季節に

世紀末の叫びのような震えが

この身に沁みて来る


寒い 寒い

冷たい 冷たい

急げ 急げ 急いで

その開けっぴろげのドアを閉めろ


どうしたの

すきま風をすべて防げない

締め切った部屋で暖を取ろう

指先凍てついて

なにも上手くいかない


夢じゃないよな

頬をつねろうか

指先うごかない

だけど頬は温かい


凍ったような手に息をかけ

暖炉の火にあたる

水も電気も途絶えている


記憶していたきみの笑顔

美しいまま横たわる


生きていたころの

夢をまだ見てるのか


雪山の小屋

救助むなしく

呼びかける声が


呼びかけるぼくの声は

きみのレクイエムと消えた


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ