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ゼルダのりょーごの詩集  作者: ゼルダのりょーご
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思いあわせて


いまここに 


いつも今 未来もたぶん今

じぶんにだけ 痛みか苦しみか

投げやりか あきらめか


この胸のなか 行ったり来たり

上下に行ったり来たり

喉元まで行ったり来たり

口元まで来ても


寂しさも 空しさも

この胸のなか ただ増幅していくだけ

冷たく無表情で なにも語らず

その水かさを増していくだけだ


ひとがひとを越していく

だれかの追いつく影におびえ


喉が痛む 

渇きではない

涙見せない

がまんではない


もしもこの世に

人との背比べ それがないなら

こんな哀れな気持ち

抱かずにすむはず


だが もしもこの世が

ひとりにひとつ与えられていても

だれかの世界とつながる (すべ)は生まれてくる


ひとつの世界を今 多くで共有している今も

おなじ理屈じゃないか


めざすもの 先に越されたら

やる気がでない くりかえすそれが

怒りにつながり また不幸の因を積んでいく


時は戻らない 過去は増えていく

今も すぐ過去となり

未来もいつかは 過ぎ去るのだ


つらいとき あの時代が良かった

そう振り向くたびに

目の前の澄んだ空気を淀みに変えている

知らずに 気づかずにいた


だれを責めても 過去は増えていく

じぶん責めても やっぱり増えていく


みんなの世界も

この胸のなかの世界も


経験だけは消せない


冷めた未来いらない

だから悲しい想い 連れていくよ

苦しみあるなら

喜びも増えろと


苦しみも友

喜びも友

その思い合わせて


友と呼ぶんだよ




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