ひみつの詩
いつも見てるよキミのこと
そこで立ち止まるのはなぜ
それはただの水溜まりだよ
連日ふり続いた雨のせいで
おおきな水溜まりができた
運動場は舗装がない
皆んなが元気に走るから
へこみがたくさんあるのが普通
長靴はいて ためらっている君
運動が苦手なのがバレバレだよ
いつもそうだね勢いがない
給食だってなかなか食べ始めない
まわりをキョロキョロ
皆んなの様子うかがいがさきだ
ひとがどうするか気になって
足並みを誰かに合わせるタイプ
自らの行動 自由自在に
自信をもってアピールできない
性格なのは仕方ないけど
いつも誰かの後追いだから
後片付けのかかりばかりでつまんなさそう
率先力 統率力 無縁のキミは
手を叩き注目集め 皆んなの手を引くように
グイグイとやる気は見えない
自信のない顔 いつも無機質だったね
なにを考えて楽しんでるかも
だーれも知らないんだ
話しかけられてもその首をただ
縦に振り 横にふりするだけさ
だけど一度だけ皆んなのこと
日記に書いてコンクールで賞をとっていた
その目の輝きが
だれかの心の陰りにエールを撒いている
古いアルバム見返しながら
自信を取り戻してくボクはつぶやく
ひとが強くなるのは自分の弱さを知って
ひそかに比べる不安の波にゆられると
青い調べが心に刻まれていく
君は時を超える 未来の旋律を
ひそかに詩にする ひとだったのさ
。。。
読みに来てくれてありがとうございます。




