60/99
幻想突破口
これまでいくつもの数えられない世界
満天の星空のような世界の中の一点に
なれるかと なれないかと
この目は潤んで輝いてきた
おいそれと届く
こんな普通の手に届くような
落書きの散漫する世界じゃない
幻想の中の王の一人をめざしていたのだ
それは
一国の王ではない
一時の大臣でもない
ひと時代の歴史すらも超越した幻想だ
それは
どこにあるのか
どこに現れるのか
伝手は必要かそれは役に立つのか
応援をたのむ友もいない
頼めば自分の時間は削られていく
早く旅がしたい
オーロラの出現を予期するほどの
奇跡と出会っても求める王座は席を譲らない
星の数ほどの幻想
誰でも知っているそのよろこびは
無上の宝と輝いている
早くオアシスに出かけたい
彗星の訪れを予期するほどの
大宇宙の営みの渦に生身を投じるがごとくに
幻想はいつ生まれてくる
この手の先の輝きが誰かの目に届いたとき
巨星が堕ちるように
あらたな創生の波動の予感に全世界が
包まれるだろう
我が宇宙 我が次元
我が幻想 われが世だ
我が才こそは
不死鳥の末裔でなければ
幻想界へのプロテクトは
突破できないのだ
探せ!
幻想突破口
乗り込め!
空想の銀河駅
織りなせ!
無限の文字列伝を
。。。
読みに来てくれてありがとうございます。




