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二度目のぼくは…
君を好きだと一度だけ
大通りの雑踏にまぎれて
面と向かってはとても言えない
どさくさ紛れに一度だけ
君にその声聞こえたか
君に想いを知られたか
僕は聞かせたつもりだよ
僕の想いは僕から飛び出していた
好きの心は体より
はやくつよく大きくなって
天まで届いて降ってきたんだよ
この身はいつも背伸びして
君の前で澄ましてる
この身はいつも正座して
君の親に礼儀を尽くす
体は僕のいうこときいて
心はどこかへはじけ飛ぶ
どうしてどうして
僕じゃない
僕の心は僕だけのじゃなくなって
君の心に会いにいく
君の胸に忍び込む
君の瞳に写り込む
君の心はどこにいる
君の想いはあの雲を突き抜けたのか
空の散歩に出かけているのか
好きの心が君に向かって
君がどこかへ消えちゃいそう
君が好きだともう一度
ただそれを思うだけで
心の居場所 僕の胸
飛んで行っちゃいそうなんだ
・・・
読みに来てくれてありがとうございます。




