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ゼルダのりょーごの詩集  作者: ゼルダのりょーご
36/99

こだわってなんかいない


気づけば聞こえてくる

頭の芯へと流れ入るような

轟々たる不快な雑音


聴きたくてかけた楽曲じゃない

物思いになるときは

呼吸が止まりがちなほど没頭するから


耳障り でも…


窓の外で騒ぐ子らの声より

いくらか気分が和らいでくる


部屋にオーディオがないわけじゃない


じぶんの世界を広げた空間ばしょ

流行らせたい音を紡ぎ出す作業をしているのさ


それにしたって

創作中の空間に換気扇の音をもたらすなんて

いったいだれに勧められるの


こだわり強すぎじゃないの…

強すぎじゃなくて偏りのまちがいだろ


クスクスと笑う声の場所

聞こえよがしに

ささやく声も耳障りでつらい


たいしたもてなしも出来ませんがと

お茶を淹れるこの手


勝手にうちに来て

雀卓囲んで煙草の煙くゆらせて

帰るだけの人たちに言われ続けること


ぼっちのカモフラージュだと気づかれないように

副流煙こわいからと苦笑いで換気扇


その音 創作の邪魔にならないの?

ほんとに変わってるよね お前って


嫌なこと嫌だとはっきり言えない自分の責任だろうけど


別にこだわってなんかいないから

はやく流して消えてくれ


・・・詩でなくショートになっている。




読みに来てくれてありがとうございます。

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