キミがいれば
キミと出会ったのはボクの心が狂い終えたあのときだ
孤独から解き放たれるには恐怖に立ち向かうしかなく
進むたび吼えるものたちの咬みつく強さが胸に刺さり
抗いつづけるとピュアな心は音を立てて激しく揺れた
苦笑いの数に溜めた憎しみなぜか不思議と宇宙に昇る
空を見た いつも囁いた 雲よどうして澄ましている
人々が平和でいられるようにボクらが泣かないために
お前そこで多くを学んで良い知恵の雨降らせてくれよ
真夏の匂い永遠の夢 少年の恋慕に沁みいる蝉しぐれ
梅雨のあとの花火が目の前を彩る季節に甦る嵐の詩よ
ほらご先祖様も顔をのぞかせて浴衣姿でそこに立って…
…なぜ指差す場所を見てはくれないこの声は届かない
ふたり待ち合わせの場所 突然の戦禍に流す涙が出ない
キミの笑顔が眠る墓所さえ容赦なく踏みにじられていく
あのとき献花に寄ったボクの足跡もやがて銃口が蜂の巣にして
やっと会えた…花を贈り続けたこの手に宿る憎しみは癒されて
罪を犯すことからボクを護るために祈った声、キミだったんだ
世界はいまも此処を見つめて嘆き続けるけど
だれもふたりの生きた軌跡を辿って涙を贈る暇など持たない
多くのものに科せられた得体の知れない試練の十字架よりも
永遠の夢これからキミとあり続ける幸せが宇宙に昇る不思議
青い空よ… 白い雲よ… どこまでも吹く風よ…
お前はだれも出せない答えを出してくれたのか
大自然が導いた答えならボクは喜んで旅立とう
ひたすらに白い世界 淀みもない憂いもない
新世界の心地良い楽曲に包まれ 寂しさもない悲しみもない
ただそこに…キミがいれば
キミさえ傍にいれば…
いつも来てくれてありがとうございます。




