お風呂での乙女トークと新たな決意
「ふぅ……今日は色々と疲れた1日だったわね」
離宮に戻り、リビングのソファに深く腰掛けながら百合がため息をついた。
「ホント、まさか夜会に出ることになるなんてね。明日からダンスのレッスンも始まるし、なんだか憂鬱だわ……」
美咲が同意するように頷き、ふとナイスアイデアを思いついたように手をポンと叩いた。
「ねえ! 夕食を食べたら、みんなで一緒にお風呂に入らない? ここのお風呂、4人で入っても余裕があるくらいの広さじゃない。前から1人で入るより、みんなで入った方が楽しいだろうなって思ってたのよ」
「いいわね!」と葵が弾んだ声で乗っかる。
「お互いの背中の流しっこでもしようか?」
「賛成!」と凛も笑顔で同意した。
美味しく夕食を済ませた4人は、さっそく脱衣所へ。
最初は互いの裸に少し恥ずかしがっていたものの、湯気の中に入ればすぐに慣れ、賑やかに体を洗い始めた。
「じゃあ、次は私が洗うね」
4人で丸くなって座り、順番に背中の流し合いっこが始まる。
「ふふ、すごく楽しいわね」
「ほんと~! 毎日一緒に入ってもいいくらいだわ」
「ええ、大賛成!」
お互いの背中を流し終え、広々とした湯船に浸かってゆっくりと体を温めた4人。日頃の疲れも吹き飛ぶような心地よい時間に、自然と笑みがこぼれた。
体をしっかりと温め、脱衣所に戻って着替えをしていると、美咲が百合の体をじっと見つめて声を上げた。
「やっぱり百合ちゃんは、日頃からトレーニングをしているだけあって見事なプロポーションだわ……! 大きなお胸も全然下がっていないし、見てよこのお尻! プリプリでまるで桃みたいだわ!」
「本当~! お尻のラインも全然下がっていないわね!」
葵と凛も目を丸くする。3人は自分の体と見比べ、引き締まった美しいカーブを描く百合のプロポーションに素直に感嘆した。
美咲が期待を込めた目で百合を覗き込む。
「ねえ、百合ちゃん! 私もトレーニングしたら、今からでもバストアップやヒップアップってできるかしら……?」
「もちろんですよ!」
百合は優しく微笑みながら頼もしく頷いた。
「正しく少し負荷を与えてトレーニングしてあげれば、体は絶対に変わりますよ」
「えっ、本当!? じゃあ百合ちゃん、私たちにもトレーニング教えてくれる!?」
こうして、ダンスレッスンに加えて「百合のボディメイクトレーニング」もスタートすることが決まり、4人は夜会に向けてさらに美しさを磨く意気込みを固めるのだった。




