第78回「Dランク配信者」
※本作は「小説家になろう」と「カクヨム」に重複投稿しています。
ホミラタウンの街――。
レインたちは、久しぶりに配信ギルドを訪れていた。扉を開けると、受付嬢が笑顔で三人を迎える。
「こんにちはー!」
レインが元気よく挨拶する。
「いらっしゃいませ」
受付嬢も笑顔で応じた。
レインは、さっそく配信カードを取り出す。
「今日は、ランクアップしに来ました!」
そう言って、受付へカードを差し出した。受付嬢はカードを受け取ると、魔道具へかざす。
ピッ――。
魔道具の画面に、レインの配信者情報が表示された。
受付嬢は画面を確認していく。
「少々お待ちください」
登録者数、配信評価、活動実績、これまでの配信記録。様々な情報が表示されていく。
やがて、受付嬢の表情が明るくなった。
「登録者数、5000人突破……」
受付嬢はさらに確認を続ける。
「配信評価も非常に高いですね」
そして、最後の項目を確認すると――。
「条件をすべて満たしています」
レインが期待に満ちた目で見つめる。
「それじゃあ……?」
受付嬢は、にっこりと微笑んだ。
「はい」
そして、はっきりと告げる。
「レインさん、本日よりDランク配信者です!」
「おめでとうございます!」
「やったー!」
レインが両手を上げて喜ぶ。
アイリスも嬉しそうに笑った。
「良かったー!」
ナイトも頷く。
「うむ。この調子で頑張ろう」
受付嬢は新しい配信カードを取り出した。
「こちらがDランク配信者カードになります。どうぞお受け取りください」
「ありがとうございます!」
レインは嬉しそうにカードを受け取った。
そのカードには、以前とは違う新しいランクが記されている。
Dランク――。
三人が積み重ねてきた活動の証だった。
すると、アイリスが自分の配信カードを取り出した。
「私もお願いします」
ナイトも続いてカードを差し出す。
「俺も頼む」
受付嬢は二人のカードを魔道具へかざした。
ピッ――。
画面に、それぞれの配信者情報が表示される。受付嬢は二人の情報を確認すると、笑顔で頷いた。
「アイリスさん、ナイトさんも条件を満たしています」
「本日より、お二人もDランク配信者です」
「ありがとうございます!」
アイリスが嬉しそうに頭を下げる。
ナイトも新しいカードを受け取った。
「感謝します」
こうして――。
三人は、それぞれ新しい配信カードを手にした。
レインはカードを眺めながら、嬉しそうに笑う。
「Dランクかぁ……」
その顔には、これからへの期待が浮かんでいた。
やがてレインは、カードを大切にしまう。
「これからも、もっとたくさんの人に魔王予報を届けよう!」
「ええ」
アイリスが頷く。
ナイトも静かに笑った。
「次の目標は、さらに上だな」
三人は新たな決意を胸に――。
配信ギルドを後にするのだった。
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この作品は不定期で投稿してます。
※本作の作中に挿入されている画像は、AI生成によるイメージイラストです。




