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魔王予報のお時間です〜午前中は魔王が暴れるでしょう。午後には討伐され絶好のスローライフ日和になるでしょう〜  作者: さば味リン
4章 結

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第136話「稲刈りの日」

※本作は「小説家になろう」と「カクヨム」に重複投稿しています。

コメライス村の朝――。

黄金色に実った稲穂に朝日が差し込んでいる。

穂についた朝露が、きらきらと輝いていた。


レインは、目の前に広がる景色を眺める。

「……黄金色だねぇ」


アイリスも、嬉しそうに微笑む。

「本当に綺麗ね」


ナイトは、以前の田んぼを思い出していた。

「前に見た時は、まだ青かったからな」


レインは稲穂をそっと手に取った。

ずっしりとした重みがある。

「これが、お米になるんだよね」


コシヒコが笑う。

「そうだ」


そして、誇らしそうに田んぼを見渡した。

「今年は、いい米ができた」


レインは、しばらく田んぼを見つめていた。

「……よかった」


その一言には、たくさんの気持ちが込められていた。そしてレインは、ふふっと笑う。

「奇跡の米……か」


その時――。

元気な声が響いた。

「レインお姉ちゃん!」


レインが振り返る。

「ん?」


ヒナタが、嬉しそうに駆けてくる。

「今日から稲刈りだよ!」


「今日!?」

レインの目が丸くなる。


ヒナタは元気よく頷いた。

「うん!」


次の瞬間――。

レインの顔が、ぱっと明るくなった。

「よーし!」


そして、両手を握る。

「あたしもやる!」


コシヒコが笑う。

「まずは俺たちがやってみせるから、レインたちは真似してくれ」


コシヒコが鎌を手に取る。

村人たちも、それぞれ準備を始めていく。


すると――。

ヒナタが手を挙げた。

「私もやる!」


コシヒコが少し驚く。

「ヒナタもか?」

「うん!」


レインがしゃがみ込み、ヒナタと目を合わせる。

「じゃあ、一緒にやろう!」

「やったー!」


二人が並んで稲穂の前に立つ。


レインは鎌を握り、元気いっぱいに宣言した。

「それじゃあ……稲刈り開始!」


「そんなに元気よく始めるものなの?」

アイリスが苦笑する。


ナイトも、カメラを構えながら呟いた。

「まあ、レインだからな」


レインとヒナタが、笑顔で田んぼへ入っていく。

黄金色の稲穂が、二人の周りで揺れる。


そして――。

「今年の稲刈り、始めるぞー!」

村人たちの声が響いた。


黄金の田んぼに、笑い声が広がっていく。

今年の収穫がいよいよ始まった――。

読んでくれてありがとうございます!

この作品は不定期で投稿してます。


※本作の作中に挿入されている画像は、AI生成によるイメージイラストです。

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