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魔王予報のお時間です〜午前中は魔王が暴れるでしょう。午後には討伐され絶好のスローライフ日和になるでしょう〜  作者: さば味リン
4章 結

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第128回「田んぼの勇者出動!」

※本作は「小説家になろう」と「カクヨム」に重複投稿しています。

奮闘するコメライス村の人々――。

風魔法で黒い群れを押し返し、火魔法で追い払い、水魔法で田んぼを守る。


レインもアミを振り続けていた。

「そーれっ!」


バサッ!

「捕まえた!」

レインは、捕まえたバッタを村人たちへ渡す。


村人たちは、受け取ったバッタを潰す。

しかし――。


少しずつ……少しずつ……。

黒いバッタが田んぼの中へ入り始める。


「マズいなっ!」

コシヒコが叫んだ。


青田の中に入られてしまえば、厄介だ。

田んぼの中を飛び回るバッタを、一匹ずつ捕まえなければならない――。


その時だった――。

魔法通信のコメント欄に、いくつもの言葉が流れ始めた。

『皆、忘れてないかっ!』

『そうだ!』

『田んぼの勇者!』

『マカモさまぁー!』


アイリスがコメントを見つめる。

「コシヒコさんっ! マカモ出して!」


コシヒコが目を見開く。

「あっ! そうだなっ!」


コシヒコはマカモ小屋に向かって、大きな声を上げた。

「おーい! マカモー!」


すると――。

マカモたちが、次々と姿を現した。


クワッ!

クワッ!

クワッ!


田んぼへ入ると――。

「バサバサッ!」

一斉に羽ばたく。


そして――。

黒いバッタへ向かって走り出した。

どうやらマカモたちは、自分たちが何をすればいいのか理解しているようだった。


「おおー!」

レインが目を輝かせる。

「コシヒコさんって、マカモのテイマーとか?」


アイリスも首を傾げる。

「マカモ使い?」


ナイトがカメラを向けながら呟いた。

「そんな職業あるのか?」


コメント欄も大盛り上がりだ。

『マカモ専門テイマー!』

『マカモ使い最強説!』

『頼む! マカモさまぁー!』


マカモたちは、田んぼの中を駆け回る。

そして――。

「バリバリッ!」

次々と黒いバッタを食べていく。


黒い群れが、少しずつ減っていく。


レインは両手を上げた。

「はっはー! マカモさまぁー!」


コシヒコも笑いながら叫ぶ。

「はははっ! 頼むぞ、マカモ!」


田んぼの中を駆け回るマカモたち。

その姿はまるで勇者――。


青田を守る田んぼの勇者たちが再び出動した。

読んでくれてありがとうございます!

この作品は不定期で投稿してます。


※本作の作中に挿入されている画像は、AI生成によるイメージイラストです。

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