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拳で語りたい物語(仮)  作者: 山下太郎
22/27

勇者襲来2

[武都リョクリンから100kmほどの地点]

 10:00


「どこにいやがったんだ、急に魔力感じておどろいたぜ」

「なんだ心配してくれたのか、口調とは別だな」

「一応似たような世界からきた仲だからな」

「そうか、なら友達って事でいいよな?もう通過儀礼はすませただろ」

「はん、友達ね別にかまわないが、雑魚は置いてくぞ」

「そう言うなよ、夕日を見ながら語り合った仲だろ」

「若干古いなリュウ・・・夕日みてねぇしな」

「だめか?」

「ま、がんばんな一応友人として応援しとくぜ」

「押忍!!」

「武道家かよ」

「目指すのはな、でどうしたんだ確認の為だけに?」

「依頼だよテリーさんからの」

 安否確認か、じっちゃん・・・伝えてないのか、忘れてるなこりゃ

「じゃあ、俺は確認とれたしいくぜ」

「ああ、魔のその先を期待してる」

「なんだそりゃ」

「お初に御眼にかかる勇者のお二人」

 !!

「っ!!」

「私は魔族のデウス・ゴーズ」

「今回はお願いがあってまいりました」

「ぜひ私とおてあわせ」

「fire burst」

「リョウいきなりかよ」

「先手必勝だ、それにこいつはやばい」

 ああわかってる、こいつの魔力はリョウより多い

 そして魔族には魔法が

「ふむ、魔法というのを食らうのは初めてでしたが

 子供のお遊戯みたいですね」

 効かない、リョウも理解したようだ

「fire bolts」

 ん?

「これはこれは噂の魔道ですか、ですがこの通り」

 手で軽く弾いた

「ふむちょっと痛いですかね」

 効いてない

「クソが」

「ガルあれをやる頼んだ」

「わう」

 ガルが魔族とは逆に駆けて行った

「なんだなにかあるのか」

「ああ、そのうちわかる」


「リュウ時間を稼げ」

「了解」

 リョウもなにか奥の手があるんだろう、質問はしない使うのはカミズル流


「ふむ少々眠くなってきました」

「あちらの勇者殿はそれなりですが、あなたはつまらない」

 容易く俺の攻撃を捌きつつ魔族は言い放つ

 ここまで当てれた部位は、両肩、両太もも部位的に十分だ

「リュウ足止めできるか、普通にはあたるものじゃない」

「ああ、準備は整ってる爆発したら撃て」

「デウス・ゴーズ、慢心なのかそれとも余裕なのか?」

 言って即起爆する、奴の内部に埋めた気と魔力を

「ぬッ!!」

 両肩と両太ももを吹き飛ばされ、デウス・ゴーズが体勢を崩す

 魔法が効かなくとも気は通る

「まだだリョウ」

 そういって俺は突撃しデウス・ゴーズにしがみつき自爆する

「や・・・れぇええ」

 なんとか気で治療する

「explosive Chaos」

 これも魔道?魔道魔法?、魔力の砲弾がデウス・ゴーズの腹に突き刺さる

「はじけろ」

 リョウの声と共に破裂する

「ふむ、今一歩ですかね、この通り」

 大穴が開いていた腹は、あっという間に塞がった

「なかなかいい手でした結構魔力を消費させられた

 ですがおわりですお眠りなさい、これが魔族の力です」

 魔力で出来た青い炎がリョウを襲い、直撃する避けたが追尾したようだ

「大丈夫殺しはしませんので」

 リョウは倒れていた

「もう一度聞こうデウス・ゴーズ、慢心か余裕か」

 そう言って俺は立ち上がる、不思議そうにデウス・ゴーズはこちらを向く

「俺はずっと見ていた、ある魔力をここにいないある魔力を」

 ぶちかませガル

「なにをいっt」

 次の瞬間にはデウス・ゴーズの上半身が無に還っていた

 ガルの全力、500km/hに達する最高速度の突撃

 ガルにポーションを貰い回復する

「大丈夫か?リョウポーションだ」

「うまくいったのかリュウ」

「やったか?」

 お約束を口走る

「おそくねーかそれ?」

 下半身はまだ立っていた、異様な雰囲気を持っている

 気のせいか前に確認したときより直ってる?

「ふむ、すばらしい予想を超えてきましたね」

 一定の所まで直った次の瞬間には一気に頭まで直っていた、デウス・ゴーズ

「!!」「!!」

「いやさすがに魔力はかなり持ってかれましたが」

 まるで独り言、意に介してないように

「ああ、気にしないでくださいもう帰りますので」

「なにを言ってるんだお前は、このまま帰すわけねぇだろ」

「リョウやめろ、初めから確認の為の作業だよありゃ

 敵意はなかったろ」

「そういう事です、このたびは失礼しましたリュウ殿、過小評価した事はお許しください

 お二人共大変すばらしい、感服いたしました」

「ふざけろ魔族そう思うなら、それなりの物を差し出せ」

「ああ、はいこちらをどうぞ、魔道の杖です魔族には無用の長物ですがリョウ殿なら

 うまく使えるでしょう」

「・・・・貰っといてやるよ」

 意外と物に弱いのかリョウ

「はてさて困りました、リュウ殿への品が思いつかない」

「じゃあ、希望だしても?」

「ええ、言ってみてください希望に添えるかは別ですが」

「あなたとの再戦権」

 デウス・ゴーズの眼をまっすぐ捉え突き付ける

「・・・・HAHAHAHAHAHAHAHAHAHA、いい、いいね、久々くくくぞくぞく来たよ

 まったく勇者ともあろう存在がなんて顔を、なんて事を言うのか

 くくくく・・・・・」

「ゴホン、失礼、最善を尽くさせて頂こう」

「それと先の質問も答えましょう、ヨユウデス」

 俺は無言で手をだした

「よろしくお願いします」

「ふふふ、よろしく勇者殿、これをもっていてください、それが再戦権代わりです」

 爪をパキっと折って渡されたが

「あの別の物でお願いします」

「・・・ふむ、ではこちらを」

 カードだろうか紋章のような物が刻印されている魔力を微かに感じる

「では、失礼する、マタイズレオアイシマショウ」

「御免だね」

「ええ、いずれまた会いましょう」

 その後は暫く二人ともその場でぶっ倒れていた


「あれはいけない、つい殺してしまうところだった、魔族には劇薬だ」

 その顔を邪悪にゆがめ、魔族は去る


[武都リョクリンから100kmほどの地点]

 11:30


「腹減ったから帰るか」

「ああ、楽しかったまたこいよ」

「絶対嫌だね、あんなん相手にしてられねーよ」

「またなんかもらえるかも」

「・・・・いらん」

「そういえば俺が行方不明になってからどれくらいだ?」

「あん20日くらいじゃねーか」

「あら?」

 あれ、エルフの国に2ヶ月いたような・・・・・

 あれかあの世界時空がゆがんでんのかな、だとすると森からか?

「そういえばリョウは元の世界に未練ないのか」

「ああ、ねぇよそんなん」

「ないかー」

「お前もないんだろこうしてるんだ」

「ないようなあるような、こっちに魅力が多くて」

「なんだそれ」

「ヒーローや、強いキャラとか憧れた人達のようになれんじゃないかって」

「ははん」

「家族、友人ともに仲は悪くないが」

「部活やってたからほぼ関わりがなくなってた、平気になってた」

「圧倒的にこっちが魅力的なんだよな、手からビームだせるんだぜ?」

「そういやそうだな、当たり前に魔法使ってたがリュウにいわれて思い出した」

「リョウは部活なんかやってたのか?」

「いや帰宅部だ」

「それもよかったのかも結局体鍛えてる以上の意味がなかったな・・・」

「あっちにいたら体験できない事ばかりだ、天秤にかけるまでもないのかな」

「ろくに考えた事なかったがリュウの言ってる事は理解できる」

「あっちじゃただの一般人だが、こっちじゃ勇者様だ」

「ハーレムだぜハーレム作ってやるんだ」

「がんばれ、応援してやる」

「本気かよ」

「本気かもよ」

「それによ人に必要とされるのも悪くないと思えるしな」

「ほう、人助けやってるのか関心、俺ろくにやってないや・・・いや1回もやってないな」

「お前俺に言っておいてそれかよ」

「その暇がな多分なかった

 リョウとちがって力なんて貰ってなくて鍛えるのが最優先だったからな」

「雑魚は地道にがんばれよ」

「おう、3年後くらいにおいついてやる」

「えらい遠いな」

「さて帰るわ」

「道草くわずにかえれよ」

「子供か!!」

「じゃあなリュウ」

「じゃあなリョウ」


「よゆうか作戦ばれてたなありゃ、やっぱまだまだ先は長いな」

「わうぅううん」

[冒険者ギルド 1B]

14:20


 勇者リョウは上級魔法士トレイヴンに完膚なきまでに倒されていた

 魔族との戦闘後、成長する為模索した結果だ

 撃つ魔法はかわされ、防がれ、跳ね返され

 切り札の魔道は撃つ暇もなかった

「勇者殿、あなたは確かにすばらしい魔力と魔法の才をお持ちのようだ」

「ですが、勝てない相手ではない」

「言ってしまえば、他人より魔力が多少多い、他人より魔法を多く覚えてるいるだけ」

「当たらなければ何の意味もない、隙をさらすだけ」

「ただ魔法を放てばいいわけじゃない

 相手の分析もできてないそれは魔法士として致命的」

「魔法を極めたいのなら、上を目指すなら、術士ギルドにいくといいでしょう」

 選択が多いからこそ、経験と感がひつようなのだとトレイヴンは語っている


自分を下した上級魔法士のアドバイスにのる事にした

本来の性格なら悪態もついていただろうが、その様子はない

まるで進むべき道が見えているように、魔法勇者は歩み出した


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