Yggdrasill
[迷いの森?]
????
「ガル、出発だあっちになにかある」
「わう」
荷物をまとめ何かを感じた俺はその場所へ一直線に向かう
5分くらい走っただろうか
パッと日が強くなった、開けた場所の中央に大樹があった
立派ではあるが、その大樹は少し衰えてるように見える
迷わず血を垂らしてみる、すぐに効果は確認できるがどうやら多少の血じゃ
これほどの大樹を癒すのは無理らしい
「ガルちょっと待機だ」
「わう」
どうするか、座禅を組み考えるやるべきかどうか
また心の奥へ潜り出す
馬鹿でかい気と魔力が生えてる、当たり前かこれだけでかいんだ
弱ってるのも感じる、やってやれない事はないが
この木は普通の物じゃない、なにかの根幹に関わるものだろう
植物であり生物のようであり
俺がやって問題にならないか?なにかの遺産的なものだった場合まずい気がする
まあいいか、まずかったらDOGEZAだ!!すくなくとも悪いものではないだろう
やっちまおう!!
「ガル頼みがある、今からこの木を助けるわかるか?」
声を出さずうなずくガルOKOK
「おれは倒れるだろうから、掛けてポーションを飲ませてくれ蓋取っとくから」
「できるかな?」
今度もまたうなずくガルなぜか真剣だどうしたペロリスト?
確認はおわった剣で迷わず左腕を斬る、多少では足りない
木に血を与え続け一緒にやる事がある、気で少しでも長くおれ自身を持たす事
気による癒しだ、致死量の出血は短時間で奪われた時の話
じっくりと時間を掛け行えば、かなりの間血を与えられるはずだ
30分くらいで休憩を入れる
まだ足りないだろう、しかしゴールももうすぐなような
より感じる為木に手を当てて集中する、なんとなくだが、活動が活発化してるのがわかる
気や魔力は与えられないのか、試してみるが大きすぎて今の俺じゃ
雫程度にしかならないと思い止める、回復にまわした方が懸命だ
「・り・・うご・い・・」
・・・なにかが起こりそうだな声が聞こえた、答えはもうすぐなんだろ?
気合いれていくぞ、押忍!!
10分ほどたっただろうか、再び血を与える、今度はガルに手伝ってもらい両腕でやる
「ガル後は任せた、逝ってくる!!」
「わう」
どのくらい経っただろうやばい一歩手前でガルに告げる
「が・・・るたの・・・む」
「わうわう」
ガルにポーションをかけてもらい飲ませてもらってなんとか
復活するが、眼も体も重い、血を与えるのは限界だろう・・・
「きにくわねぇ雫でいい全力だ・・・・」
魔力、気、よくわからないなにかも一緒に大樹にぶつけ気絶した
「ありがとう」
なにかが礼を言っているのが見えた気がした
[???]
8:00
「ぺろぺろぺろぺろぺろ」
「カツ丼!!」
どこだろうここ、そしてこの生き物はなんだったか
犬だな・・・なついてる、なめてる、ペロリスト・・・ああガルだ
頭がおっついてないな
「たいへんだぁおきたよおきたよ」
小さな生き物が外にでてった?こども?
起きろ頭
「ガルーだよなお前はがる」
「わう?」
「あ、うん気にするな確認だ」
えーとなにしてたかな?肉がまずかったな処理方法おぼえないと
あああ、大樹をなんとかしてたんだ・・・
こつこつこつと足音が聞こえてくる、なにここすごい豪華
靴かなにかのコツコツ音のおかげか一気に頭が動き出した
「ガルここどこ?」
「わうううわうわうわん」
わかってたがわからない
コンコンコンコン、ドアのノック音だOKドアだ
「失礼します、ここを任せて貰っている者です、入ってもよろしいでしょうか」
誰?なにどういう事?
「あーえーとどうぞ」
わからないからどうしようもない
「失礼します」
すぐにわかったエルフなのだろう、尖った長い耳と金髪で、すらっとしている
うん?あれ?なんで?
「おはようございます、私はエルフ国、クイーンガードを任せて頂いてる
四元主 ソニア・ソルレイドと申します」
ソニア300歳・・・・まっさきにでたが、怒られるからやめよう
「俺は、リュウ・オミナエといいます、こっちが、ガルです」
「よろしくリュウ殿、いきなりで不躾なのですが、あなたは何者ですか?」
「ユグドラシルが活性化しその傍であなたを発見した
あなたがユグドラシルを?」
ユグドラシルふむゲームだなぁ世界樹かあれ
「俺は勇者らしい?どうぞ」
ギルドカードを提示した
「なんという・・・・申し訳ありません、勇者様としらず
しかしそれなら、なるほど質問は保留にして頂きたい、すぐに女王をお呼びしますので
お待ちください」
ふむまずった?いやよかったのか?
「どう思うガル?」
「ふんふん」
ふんふん覚えたのか
「ああ起きれるので、俺の方から行きますよ、案内してもらえればですが」
「はっ・・・よ、喜んでご案内させてもらいます」
[エルフ国 王宮]
8:30
「少々こちらでお待ちください事情を話て参ります」
「お客様に粗相ないようにな・・・アイテハユウシャサマダ」
後半は聞こえなかったが、予想はつく
そうソニアさんに言われたメイドぽい人の笑顔が一瞬で引きつる
どこ行ってもその反応なのね
ドアの向こうに消えてくソニアさん多分女王?王女?の部屋なのだろう
「おかまいなく、友人のように接してください、勇者は正義の味方ですから
別になにかするわけじゃないんで」
あんまりでてこない適当な理由を適当に発現する
「ガルっていいます、カワイイデショなでてあげてください」
さらに引きつりながらおっかなびっくり、ガルをなでだすメイドぽい人
少し経ったら落ち着いたのか普通になった
ドアが開く
「どうぞ勇者殿、話の方は大体すませましたので」
うん?
ガルはメイドさんに任せて中に入る、あのやろうもう野性を手放してる
中に入ったら女王らしき人が膝をついていた
「ようこそ、おいでくださいました勇者様、私は女王フレイ・タイタニアと申します
お名前の方はソニアから伺っております」
「はい、よろしくおねがいします」
「おかけくださいませ、なにか食べ物は?」
「あ、飲み物をいや水をいただけませんか」
メイドぽい人達がすぐに来て、水やらなんやらセッティングしていった
「それでですね・・・なんといえばよろしいのか」
「あ、フランクにいきましょう、俺はまだ子供みたいな年齢ですし
リラァアアクス」
「・・・わかりました、単刀直入にお聞きします
ユグドラシルを癒してくださったのは勇者様でよろしいのですか?」
「うーんうーんんんん、そこの植物をこちらにもってきてもらっても?」
「はあ?ソニア」
「御意」
「ソニアさん剣を借りても?」
「かまいませんよ、ユグドラシルを復活させた、勇者様が愚かな事をするとおもえません」
「わかりました」
渡された剣で腕を斬り植物に血をつける
「まあこういう事をやっていたわけです、漠然と」
ソニアさんとフレイさんはフリーズしていた、再起動に暫く掛かりそうだ
「今のいままでこれほど表現が難しい事に出会ったのは初めてです」
「私もです女王陛下」
「勇者様このたびは本当にありがとうございました
もし我々エルフの国でお役に立つのならばなんでも
おっしゃってください、なんなら女性の100や500おすきになさっても結構です」
「そういうのは結構です、それより自然の力に関してなにかご教授願いたい」
絶対外せないこれだけは、いやここがエルフの国ならこれしかない
「そんなものでよろしいのですか?」
「なんともびっくりですね陛下」
「勇者様あなた様がなさった事をご理解しておいででしょうか?」
「理解はしてきましたが、うーん勇者としては普通の事でしょう
国の一市民を助けるのも、王を助けるのも、ユグドラシルを助けるのも
全部一緒の事ですよ」
「ふぉふぉふぉふぉ、考えを改めるのじゃなエルフの女王よ
ただの人が、神の視点はわからぬじゃろそういうことじゃ」
「じっちゃん!!」
「賢者ザレス殿」
「最近よんでくれんので寂しかったぞ」
「リュウはのう、ここにいて同じものを見ておるが、実際の視点は違う
おぬしの常識で語らぬ方がよい」
そんなに違うだろうか?別の世界からきたから、そういわれればそうなんだが
やっぱ日本人の特性みたいなものだろう、外人さんに言わせれば頭おかしいらしいし日本人
「ついでに肩こるんで普通にしゃべってくれるとうれしいなぁなんて」
「だそうじゃぞ?」
「あ、はい、わかりました、ではなにかあればいつでもリクエストください」
「押忍!!助かったよじっちゃん」
「そうじゃろ?そうじゃろ!!」
その後賢者と女王を残し部屋に戻る
「先はああいったがの、女王どうやらあやつは特別のようじゃ」
「と、申されますと?」
「新たに召喚された勇者じゃ、正道を歩んではおるが少々困った者での」
「リュウはリュウで無欲すぎるというか、突っ走りすぎというか
いや欲はあるのじゃろうが、一般とかけ離れとる、新たな勇者と比較してもな」
「そうなんですか・・・しかしすばらしい方ですよね、ユグドラシルを癒してしまわれた」
「女王よその事なんじゃが他言はせん方がいい、あの者の邪魔になる
そのような事になれば、この国は一日で滅びる事になるじゃロウ
リュウ自信の手によってな」
「神ローフルを前に、邪魔となれば容赦なく滅すると宣言しておったぞ」
「それほどなのですかリュウ殿は・・・・魔力は確かに多少多いようですが」
そういう意味ではないのじゃがな、まあわからぬか
「魔力は別に普通じゃな、それこそ新たな勇者なんて20倍くらいあるんじゃないかのう」
「じゃが、勇者の強さはそういう物で計れるものじゃない」
「なに付き合い方は普通でよい、気のいい奴じゃ大抵の無礼も許してくれるしのう
召喚時アークビショップが手の豆をミスで直したのに平然と許しておったくらいじゃ」
「なおさら、わからない方ですね」
「普通でいいんじゃ普通でな」
「新たな勇者のほうは多少警戒せよ、女がえらい好きだからのう
これないよう結界はっとくのが無難じゃろう」
「・・・」
「さて、希望は通った問題は最適化が済んだかどうか、それと、うーん」
新たな問題、エルフにあって自然の力をなんとなく認識できるようになったはいいが
優先するのはなにか、魔力は魔法覚えるまでお預けだが基礎はやろう
気と自然の二択さあどうする神聖はどうするつーか神聖ってなんだ?
「どうしたもんか神聖魔法は魔力なのかどうか」
神により授けられるOK、だが野良の僧侶もいる?
「神聖魔法を使う力を神聖力、魔法と言ってはいるが別物じゃ」
「じゃっちゃん!!じゃあ自然の力は自然力?」
「いや、精霊力とエルフは言っておる」
魔力、気、神聖力、精霊力、精霊力は霊力という事なのか
すっかり忘れてたなそういやそういう力も聞いた事あった
詐欺師が多かったようだが、本当にあったのか
「まだあやふやな物じゃ、人間の使う力はだいたい解析できておるが
他の種族の力や神が関わる力は研究が中々進まぬ」
「それと勇者の力もじゃがな、研究できるほどありふれとらん」
「じゃからおぬしを見ておるんじゃが、わからぬ事が増える一方じゃ」
「なるほどなぁ、新しい勇者にはもう会った?」
「ふむ、あっちはいいんじゃ、ありゃ多分だめじゃろうからのう
神が余計な事をしたらしく、魔に傾向しおる」
「!!」
「勇者は他も学べ極める事もできるが勇者としては劣る」
「よく読んでおるのう、まあそういう事じゃ」
「じっちゃん魔の先はないのかな?」
「どういう意味じゃ?」
「魔道のさらに先、極めたと思ったらまだ先があるかもしれない
彼も勇者だ到達するかもしれない、さらに先に」
「そうなるとよいのう」
「しかしリョウは、新しい勇者は神にあって力をもらったと言っていたが
俺はなぜ会わなかったのか不思議だ」
「おぬしの所に神はいないのならしょうがない事では?」
「確かに、だけどこの世界に来たのだから、なにかいるとは思うんだけど」
「ふむ、わからんのう」
「そういえばリョウはどこの世界からきたんだろうか」
「2次か3次じゃな、魔法適正持ちで神がいるなら」
「知らぬじゃろうから教えとこう、2次と3次は確かに違いはあるが
1次に比べれば補正の面では誤差じゃ」
「?」
「1次と2次3次を比べたら、1次が圧倒的じゃな」
「まったく感じないんだけど・・・・そうそう最適化の方はどうなってるかじっちゃんわかる?」
「うむ、大分進んではいるがまだまだじゃな」
「一体いつ終わるのか」
「でじゃ、補正の続きじゃが、これは写本にはない事じゃが
成長するたびに強くなる、ある点に到達すれば自ずと理解するじゃろう」
「おぬしと話をした時わかった事じゃが、元々の器が違うのじゃろうな
1次の者は他にくらべ比較にならん器を有している」
「それはどうだろう?元々魔法使えたほうが器は大きいような」
「逆に考えた場合から導きだした事じゃ、元々ないのにこちらに来て
平然となかった力を受け入れ使用する、なかった力に適応する度に強くなる」
「おぬしは今修行で力を高めているのではなく、最適化を速めてる状態じゃ」
「うっそ・・・スタートラインに立ったと思ってたのに」
「最適化が終われば、素手で大岩を簡単に砕くくらいにはなるじゃろ」
「それは人なのか・・・・」
「鍛えればこっちの人間でも可能じゃし、それにそういう風に創られたのじゃろ?」
「おぬしを見とればいずれ答えはでるじゃろうな」




