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拳で語りたい物語(仮)  作者: 山下太郎
12/27

賢者タイム2

[宿自室]

7月14 22:17


「で、なにかいい案はありませんか?」

先日のヴラドさん強襲で、問題?になった事を

賢者ザレスさんに相談していた

「ふむ、なかなか厄介な話じゃな」

ホクト師匠との会話で見出した方法

ずばりどうぐだ、倒すではなく撤退させる方面でそういう物がないか

「まず種類がいる、勇者視点だとどんなのが来るかわからぬし

 それなりの物じゃなければ意味をなさない」

「強力な物は確かにある、わしの所にもいくつか転がっとるが

 それをわたすわけにもいかんしのう」

「成長の妨げや、トラブルのタネにしかならない」

「うむ」

「とりあえず聖水じゃな不死系用にアシュ教会に行くのがいいじゃろう」

「龍系はワシが何とか見繕ってみよう」

「龍用なれば他にも効くかもしれんし」

「一番いいのはとっとと、仲間を集める事じゃがの」

意味ありげに聞こえる

仲間か、実は決めている事がある実際出来るかは不明だが

「魔獣って手懐けたとしたら成長するものなのか、じっちゃん知ってる?」

「・・・・仲間にするきかおぬし?」

「趣味が若干入ってしまってるけど、できるなら望む仲間ですよ」

「生まれた時から育てる、または服従させる、魔法で洗脳し使役する

 このどれかじゃ、そして成長はするかもしれん」

「生まれたばかりを育てた場合、大人になって襲われた例もあるがの

 結局魔獣じゃからな」

「服従とは?」

「力を示しってやつじゃよ、この場合はそうそう襲われん」

「犬のような魔獣はこの世界にいます?」

「ふむなんとなくわかってきたが、もしそれを実行するなら

 ローフル教会とレス教会に行って、祝福をうけるといいじゃろうな

 服従させたら、ローフル教会で再度祝福をうけよ」

「それとギルドで手伝いを見繕ってもらえ

 魔獣の名前はフォースウルフ基本単体行動じゃ

 特殊な魔力の使い方をしてくるところからフォースと付けられた」

月の神と愛の神か、なんとなく予想はできる、しかしローフルって聞いた気がする

ホクト師匠に言って先にこっちを片付けよう


[武都リョクリン 神水流(カミズル)道場母屋]

7月15 6:00


ねむい

「押忍!!師匠いらっしゃいますか、少々お話があります」

今俺は正座をして命がけで師匠の部屋の前にいる

「な、なんじゃおぬしこんな早くに、人の部屋の前で」

勘違いされてもいやだし無駄なので

「先の対策の一環で、やらなければならない事ができましたので

 修行の一時中断をお願いに参りました」

「・・・・・」

出てきた、暴力女と叫ぶ必要はなくなった

「道場で聞こうかのう」

またキャラ発掘?じっちゃん版か


[武都リョクリン 神水流(カミズル)道場]

6:05


「して申してみよ、弟子よ」

「押忍!!賢者ザレスの進言により、いくつかの道具を入手

 それに伴い仲間の獲得をする事になりました」

「どういう事じゃ?わしはどうなってしまうんじゃ?」

「ええと、一時中断です師匠、事が終わればまたお世話になります

 問題が表面化したので急を要するだけですから」

「仲間の話は、どういうこと遊びってやつだったのね?」

メンドクサイ

「わかりました、では師匠も一緒にどうでしょうか?

 その場合私の修行も中断しなくてすむわけですし

 丁度師匠のお力も必要になると思われます」

「むむむむむ、弟子よ、よきにはからえ」

めちゃくちゃになってまいりました

「あの仲間になりたいので師匠?」

ストレートのど真中投げてみる

「・・・いえ多少興味はありますが、師を続けられるなら別に

 師の方が[上]ですから!!」

あかん暴投した

「で、仲間とはどういった方を?師として厳正に審査せねばなりませんね」

ドラマで見るいやな姑みたいな事いいだしたな

次はスライダーになるのかな

「フォースウルフです」

「・・・・?」

ストライク!!

ストレートをどうぞ

「魔獣フォースウルフを服従させ[仲間]にします」

「????」

ストライクツー!!

フォークで終わりだ

「賢者殿のお墨付きで可能です」

「・・・」

バッターアウッーーー勝利者インタビューがないのは残念だ


押忍!!が師匠のキャラ発掘に作用してる可能性ありそう


[王都 冒険者ギルド1F]

6:45


師匠の身支度を待ち冒険者ギルドに到着

「という事で、適した人員を紹介願いたいんですが」

対応者はもちろん受付嬢筆頭エリーさん

「フォースウルフですか・・・・えーとですねとても強い魔獣でして

 新人では到底太刀打ちできませんよ?」

「超強い吸血鬼とやりあったんで大丈夫です、名前はヴラドさん」

「・・・・・・」

エリー筆頭女史がフリーズしておられる

「はいそうですそうですね、勇者様は大丈夫です[が]他が付いて来れません」

「oh」

テリーさん仕込の反応をする

「ちなみにホクト師匠はいけますよね?」

うまれてきて今までで一番の笑顔を作りふってみた

「無理」

「なんとかなる人員は今いないと?」

「いえそういったわけではないですが、その場合依頼としてもらわないと

 命掛けですから」

「エリーさん、あなたの[最善]を俺に見せて頂きたい」

「?」

「そう長い付き合いではありません、しかし俺の中であなたの評価はとても高い

 そしてその評価さえ[簡単]に超えてくれると俺は勇者としておもってますが?」

そんな力む場面でもないが適当に演じてみたがやりすぎたか?

「冒険者ギルド受付嬢エリー・メランコリー22歳

 この使命、全身全霊をもって完璧に完遂させてみせましょう!!」

「押忍!!」

依頼料1万G必要人員2名は指定させてもらった、依頼料はギルドに払ってもらい

後で稼ぎ次第返す事になった、他はエリー女史のお任せコース


[宿1F大ホール]

8:10


朝食ついでに、宿の庭で修行しようとなった為移動した

豪華な朝食を堪能しつつ雑談が開始される

「コンナノタベタコトナイヨ、ユウシャヤッパリニクイ」

もう効きませんよその冗談

「なかなかえげつない事をするな、弟子よ、あの方の今後が心配になったである」

「ダイジョウブダヨアノヒトスゴイヒトオレシッテル」

やり返してみる

「師匠、何事も保険を掛けるのは大切な事でしょう?」

「うむ?」

「失敗した場合俺のせいにならない、来た人選んだ人がわるい」

「トンでもない事いいだすのだな」

「冗談です、それに危険なのは俺だけでしょうし」

「悪巧ですか、楽しみにしていましょう」

あ、もどった

ふむ・・・・何か引っかかる人員は2名でいいよな

前衛はいるし回復と補佐・・・・・

あかん俺はすぐに冒険者ギルドへ行き

ギルドマスターとアークビショップを候補から外すよう伝える

その後軽く運動して、まずはアシュ教会へ行く事にした


[王都 アシュ教会前]

10:00


「どうやら王都の教会はそれぞれ近い位置にあるらしい」

「迷わなくてよかった、私リョクリンしかしらないから」

多少の会話をして中に入る

中の作りは象徴的な物以外スクルス教会と変わらないように見える

さすがに召喚時みたいにずらっと神官ぽい人がいるわけでもない

「何か御用で旅の方」

案内の人だろうか?責任者だろうか?

「聖水を分けていただきたいのですが

 吸血鬼レベルをなんとかできるくらいの」

「冒険者カードを見せて頂いても?」

「どうぞ」

「ゆ、ゆうしゃ?」

「し、失礼しました、お許しを、なにぶんこういう事は初めてなもので」

「御気になさらず、それで聖水はどうでしょうか?」

「問題ありません、我がアシュ教会教皇から用意させて頂きます

 用意に時間がかかりますので、明日までという事でよろしいでしょうか?」

「お金の方はいくらくらいですかね?」

「かかりませんよ、世界の為ですから、そのような事は関与いたしません」

すごい事でもあり恐ろしい事でもある、若干拒絶反応も出てる

「わかりました、また明日来させてもらいます」

「失礼します」


若干女性が多いがそのうち、男性がおおくなるのでご安心を

なにせ格ゲーは男キャラが多いでしょ?


相棒は犬型と初めから決めてました、人型にはなりません

後は好敵手を登場させるだけですが、まだ先になりそうです


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