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魔王と勇者に好かれた者 [再修正しますm(_ _)m  作者: ヨベ キラセス
第二章 幼女会長と暗殺者に思案したもの
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粉吹市の苦労人 1

「あ、ユウマさん!」

 玄関を出た先にカナコがいた。

「おう。飯食ってくか?」

「いえ、嬉しいお誘いですが、先程ギンキさんたちといただいたので」

「そっか」

 と、スマホの時計を確認して、

「悪い。これから用事があるから、後でリブ経由でちょっと相談乗ってくれ」

「あ、はい! ユウマさんもお気をつけて」

「おう。あ、俺の部屋にプリンあるからよかったら食ってくれ!」

 俺はそれだけいい、急いで階段を駆け下りた。




 フードを深く被り、俺は街灯に照らされながら暗い夜道を行く。

 途中何度か裏道を進んでは戻りの繰り返し。

 頼みっぱなしではいけない。それに、裏には裏のコネクションがある。

 何より、前回の『霧隠し』は俺の怠惰で麻央を巻き込んでしまった。普通の生活をしたいがため、本当は予兆などいくらでもあったのに見なかった。

 だから今回は後手に回らないつもりだ。ひとまずはその商人がいるかどうかからだ。

 だがただ裏の人間、例えば『反社勢力』に聞き込んでもあまり意味はないだろう。

 時として、そういうデマや推測止まりな謎は灯台の方とは限らない。そう、裏情報が共有された『自衛隊』や『裏組織』、『反社』のほかに、例えば『警察』、それも『お巡りさん』くらいのネットワークが意外性をつくことだってある。



 最も、今出向く相手がその立ち位置ならだけど。

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