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ステルラ  作者: 智織
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第5話 <アン・グラール城塞4>

今回もモンスター討伐のお話。

[アン・グラール城塞]塔の下階

上階へ上がる階段前にいる中ボス[ベルゼバブ]

自らの主人を守らんとする忠義に厚い老紳士。


待っていた順番が来て入口ドアから室内へと入り、戦闘開始である。




N「ビッグ・ウォール!」

で土壁を出してガードする。


飛んでくるものはカフスボタンやティーカップやソーサー、ティースプーン、スコーンやペイストリーなどの軽食。

怖いのがティーポットで、目の前に来ると傾いて中に入っている熱々の紅茶をかけてくる。


L「怖っ!」

T「恐ろしい攻撃だな。」

F「あんなのかかったら火傷しちゃう!」


フェルナンドと ナディアは

F「フレイム・ショット!」

N「ファイヤ・ボール!」

を放ち攻撃に参戦。


空間操作攻撃が止むと、[ベルゼバブ]はゆっくりと翅を動かし今度は、針状の光弾を射出してきた。


後衛が火魔法や火属性遠距離物理攻撃をして少しず削っていく。セレーナは前衛に、


S「フィーシカ・ディフェンサ!フィーシカ・レベンダ!」


と物理防御アップと攻撃力アップのバフ魔法を掛けていき、準備が出来次第、弱点の火系攻撃を仕掛ける。


L「フェル!」

F「行っくよー!フレイム・ラピッド!」

まだ少し距離があるのでフェルナンドの銃撃で仕掛ける。


続いてバフを掛けてもらった者から順次 仕掛けていく。

L「フレイム・ファング!」

T「火炎突き・ファイアコンボ!」

I「炎の絆・灼炎ハンマー!」

それぞれの得物で中級の物理攻撃を仕掛ける。

セレーナと ナディアも

S「フレイム!」

N「フレイム!」

で参戦して[ベルゼバブ]の体力を削っていく。


I「くーっ!当たりが弱い!」

T「さすが剣技が得意なだけあって避けるのも上手いな。」

L「フェル、なんか甘い匂いするな。」

F「紅茶 被るよりマシですー」

N「ちょっと、集中しましょうよ!」


I「割れた陶器で足の踏み場が怖えーよ!」

F「溢れた紅茶で滑りやすいから気を付けてねー」

T「追加がまた飛んでくるパターンになったぞ」

L「みんな構えろ!セレーナ!追加バフよろしく!!」

S「OK!」


何ターンか繰り返し、火属性攻撃と回復、追加のバフも掛けてもらいながら[ベルゼバブ]を追い詰めて行く。

紳士な執事が床に膝をついたところで、


L「悪いな。フレイム・ファング!」


で、とどめを刺す。

戦闘で汚れた服を[クリーン]で綺麗にして[ヒール]も掛けてもらう。


塔の上階まで上がると、

上質な寝具に長座位して外に見える霊廟ジターン・マハルを眺める嘗ての王様。


ルーカス達は、寝室の入口で胸の前で手を組み祈りを捧げた後、そっと塔を後にする。


この祈りが正しく王様の心の届いた場合、[ベルゼバブ]との戦闘で消耗した体力、魔力、状態異常などを回復してもらえる。

ルーカス達も下階に下りる階段で身体が淡く光り回復した。


それが分かった一同は心の中で王様に(ありがとう)と伝える。



*○*○*



塔から移動して、左右対称の見た目がとても美しい宮殿に来た。

1階は食事をする場所や演劇場などが有り、2階は秘められたプライベートルーム。


此処でも嘗てはこの場所で暮らしていた者たちが徘徊中。


基本は相手の邪魔をしなければ襲われないが、[骸骨兵士]や[骸骨騎士]、[骸骨魔法士]、[グール]もいるので、ときどき対峙しながら各部屋の隠しアイテムなどを探し宮殿内を移動する。


壁、柱、天井、床どれも綺麗でまるでカレイドスコープの中にいるみたいで、フェルナンドのカメラのシャッターを押す手が止まらない。


F「すっごーい!首都ロドナの城も綺麗だし豪華だから絵になるけど、此処はまた雰囲気 違ってて面白ーい!」

T「カラフルってわけじゃないが洗練された感じの造りだな。」

N「2階にいる多くの女性が身に付けているのは民族衣装かしら。とても可愛いわ。」


L「一通り回ったな。んじゃ、次 行くか。」

I「次ってボス戦だよな。」

L「そ。さっきの塔に幽閉されてた王様(おっさん)が、家族と暮らしてたもう一つの宮殿にボスがいる。」


会話しているうちに宮殿に着きアーチ型になっている建物を見てフェルナンドがシャッターを押しまくる。中の内装もとても可愛らしい。

此処にも当然モンスターはいるが、なるべく戦闘にならない様にセイフティ・ゾーンまで向かう。

辿り着いた一行はボス戦も順番待ちになっているので休憩することにしたのだった。




お読みいただき頂きありがとうございます。

次回は、いよいよボス戦です。

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