第5話 <アン・グラール城塞2>
今回もモンスター討伐のお話です。
虫や動物、植物系モンスターが出てきます。
水柱様にお目通りする為、アン・グラール城塞に来ているルーカス達。
南門から西門に向かって兎に角 広い城塞内を先に進み広くて綺麗に整備された庭に出た。
ここには青虫 蝶、蟷螂、蜻蛉、水捌けが悪いのか水溜りが有りヤゴなどの昆虫がいる。
青虫は糸を吐いて行手を阻み、蝶は鱗粉を撒き散らす。吸い込んだらくしゃみが止まらなく、目に入った場合は涙が止まらない。
なので青虫は糸を避けながらサクッと倒し、蝶は鱗粉に気を付けながら討伐する。
蟷螂は小さくても数十cm大きいと1.5Mほど有る。
武器は鋭い鋏で、飛んで向かって来られると思わず叫びたくなる。
雷に弱いのであちこちでバチバチしてる。
避雷針か。
ヤゴは飛び跳ねての攻撃。そのキック力は中々で当たると結構 痛いらしい。
蹴られる前に蹴る。
じゃ無かった。切る。突く。潰す。
蜻蛉は目が合うと目が回る。
目回しで、こちらの動きが鈍くなるとお尻から毒を噴射して来るので要注意。
当然 飛んでいるので前衛には厄介な相手。そんな時は魔法や飛び道具の出番。
後衛の活躍タイム。
別エリアでは茶スパイダーのテリトリーだった。滅多に人前に出ない親蜘蛛が生んだ子蜘蛛 集団が徘徊しており、一匹一匹は猫の顔くらいの大きさだが数が無数。
吐き出す糸は粘着き、絡まった獲物の体力が落ちて動けなくなったところで狩りをする。
燃やすのが1番早いが、他の冒険者もいる為ここはやはり、潰す。突く。切る。あと、凍らす。
で、戦利品に変えて行く。
時々、子蜘蛛や虫型モンスターを餌にしようと空からコカトリスが乱入してきた。動きが早く鋭い嘴で突いて攻撃して来るので、
N「サンダー!」
で痺れさせて床に落としトレバーの
「雷光突き!」
でとどめを刺す。
別の場所では子蜘蛛を屠りながらもフェルナンドが
F「プラズマ・ショット!」
で[コカトリス]に電気ショックを与えて床に落としルーカスが
L「レイド・ボルト!」
で雷を纏った剣で首を落とす。
戦利品の羽根を回収して先へ進む。
庭園内では猿も多く見かける。
ここは猿のテリトリーのようで虫は見かけない。
L「トレバー、この猿たちの特徴は?」
T「トロピカル・エイプ Dランクで力を溜めて攻撃するか不利になると仲間を呼ぶ。」
F「はーい、攻撃受ける前に仕掛けまーす。エアー・ショット!」
I「おっ、フェル。かっこいい!」
と言いながら、技すら使わずにハンマーを振り回すイヴァン。
L「よーし、俺も!ツイスター・レイド!」
剣技で小さな竜巻を起こし[トロピカル・エイプ]を巻き上げる。
N「エアー・カッター!」
S「サンド・ブラスト!」
女性陣も魔法で風切刃と砂嵐を起こして参戦する。
広い庭を抜けると建屋の前に来た。
入口の扉前には侵入者を拒むように[吸血草]が蔓延っている。
この[吸血草]に捕まると先ず蔦が伸びてきて絡まり、縛られて棘で無数の切り傷を負わされ、伸びてきた根っこに刺されて吸血された後、血が足りず極度の貧血状態にされてから庭に捨てられるらしい。
外に恐ろしい。
そうならないために仲間と連携して勝利を掴みたいものだ。
心の準備をして、いざ。
戦闘開始と同時に[吸血草]が太く長い蔦を伸ばしてくる。
前衛と後衛の2人、3組に分かれて戦う。
討伐方法は、風系で根っこから切り離して雷系で神経回路遮断か火系で燃やす。
<トレバー、フェルナンドVS吸血草A>
F「ストーム・ラピッド!」
T「突風突き・エアロ・ドライブ!」
蔦を斬られてもまた伸ばしてくる[吸血草]
何度か風系の技を繰り返し掛けて隙を見つけて、
T「雷光突き・トゥワイス・ジャンプ!」
漸く本体を攻撃出来て、怯み始めた[吸血草]にすかさず
F「おーし、止めー!ストライク・ボルト!」
雷系を纏わせた短剣で八裂きにしてフィニッシュ。
<イヴァン、 ナディア、兄妹VS吸血草B>
I「風の悪戯・烈風打!」
N「ストーム!」
斬られては伸ばしてくる蔦を再度斬ってを繰り返す。
N「もう、しつこい!ストーム!!」
金縛に掛かったように動きを止める[吸血草]
I「今だ!雷鳴の轟き・高雷打!!」
イヴァンの雷系で止めを刺す。
<ルーカス、セレーナVS吸血草C>
S「ウィンド・クラッシュ!」
L「おっ、セレーナの剣技、珍しいな。」
S「この剣もたまには使ってやらないとな。」
L「いいね。んじゃ、この後の止めは任せた。」
S「OK」
怯み始めてきた[吸血草]に再度
L「ウィンド・クラッシュ!っと、セレーナ!」
S「ああ。プラズマ・インパルス!!」
雷を纏わせた見事な剣技でフィニッシュ。
ルーカス達の勝利である。
戦利品を回収して次へと進むのだった。
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