契約
暫くして、玉座の右奥にある扉から身長が3メートルはありそうな岩みたいな男が衛兵4人に囲まれて入ってきた。
「ウォルストン、お主が言っておった赤髪の少女、オフィリア嬢だ_」
「分かった。俺はウォルストン・アークライドだオフィリアよ、家名は?」
なんか、かなり食いぎみに了承したな。王様の言葉を遮って大丈夫なのか?
えっ、つかなんで誰も批判したりしないんだよ、何で名前を聞くんだよ。
なんか、周りからのプレッシャーが……
とりあえず名前を言えばいいかな?
「初めましてアークライド様、私の名前はオフィリア・ブラークですわ」
「そうか、オフィリア・ブラークだな。因みに、初めてではない!あの戦いで一度あっている。よしッ、何があっても良いと言うまでそこから動くなよ?最悪死ぬぞ」
「はっ?えっ、ちょっ」
「我が名、ウォルストン・アークランドが願う。我が主を、オフィリア・ブラークとし、この身、この命、この想いがつきても、主を守る盾となり、剣となり命を身体を心を保護することを許したもう、契約神■◆▲●▼■★◆よ、我の想いに応え、この契約をここに!!」
私の疑問の声を無視して、聞いた事のない魔法の詠唱をし始めた彼と、私の足元に見たこと無いほどに精密な魔法陣が作られていき、眩く輝き出し始めた。
それと、同時に神々しいプレッシャーにより、謁見の間にいた彼を除く全ての人が思わずかしずいていた。
「なっ…、契…約……魔法だ、と」
「……神への…願いなど、恐れ多い」
「原…初の、祈願……魔…法だ…」
「……古き神の…一柱、契約神様への祈り…は…まだ……」
宮廷魔法師の驚きの声や、司教様や司祭様の畏怖の声が上がるなか彼と私の足元の魔法陣の輝きが段々と小さくなっていった。
「契約は成された、主よ右手を見てくれ」
言われた通り右手を見ると足元で輝いてた魔法陣がそのまま手に刻印されていた。
「え?なにこれ、奴隷紋?やばない?」
思わず、素での声が出たが彼は気にせずに疑問に応えてくれた。
「大丈夫だ、奴隷紋では無いから安心してほしい、これは契約陣。魔法陣の中央にある図の形が五角形が主となる者の、星が配下となる者の陣となっている」
とりあえず、よく分からないけど分かった事は奴隷紋ではないし、私の手の魔法陣の中央はペンタゴンなので私が主だって事。
よし、帰って寝よう。
「えっと、よく分からないのですけど、もう帰っても宜しいのでしょうか?」
感想や誤字等何かあればご意見宜しくお願いします。




