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記憶

『うおおおおおぉぉぉぉ』

『封印、結界ともにされています!』

『勝ったぞ~よっしゃ~』

『あの、力が有れば帝国にも勝てるかもな』

『まず、封印したまま隸属魔法を使って…』


また、これか…

もう嫌になるほど見たから分かる、これは夢だ。

15の時に出た初めての戦いは、敵国とではなく、違法奴隷やエルフや獣人を無理矢理奴隷にしていた奴隷商を潰していたある男の捕獲任務だった。


約40年前から一人であらゆる地の違法な奴隷商を潰して周り、様々な国の守りの要を破った彼を新たな戦力にしようと我がリモウ王国は10年もの歳月をかけてあらゆる加護や付与効果を封じこめる術とその術を強化する結界を産み出した。

なのに、いざ戦ってみれば結果的に勝つことは出来たが騎士団と魔法兵団それと冒険者達合わせて7000もの戦力の、その殆どが壊滅し最終的にはたった2500しか残らなかった


さらに、予定では奴隷術式で新たな戦力になるはずだったあの男は、封じられてなお、魔法を拒絶し宛が外れた処か一方的に被害を受けた状況になってしまった。



2年たった今、国内があの戦いから受けた様々な被害から立ち直ったので王宮から呼び出しがあった。

あの日最後の最後に私が放った拘束魔法が決定打となったと見ていた人たちの証言で、何か貰えるらしい…が


いい加減、扉の外で早く起きろとメイド長がうるさい

「もう起きてるって!」

「起きているのならいいのです、では失礼しますよオフィリアお嬢様」

等と宣った後、メイド長が入ってきた

「いや、私は入って良いっていってないんだけど?まだ昼食にしては早くない?てか、まだ朝じゃない?何かあった?」

とか惚けてやり過ごそうと試みるも

「お嬢様、お忘れですか?今日は、例の戦いでの褒賞が有りますので昼前には王城にいきませんと」

と、まあ分かりきった答えが帰ってきた、褒賞を貰うのに遅れたらやばいよねぇ。面倒だけど頑張って礼服に着替えて、王城にいかないと。

「はぁ、お嬢様お着替えなら私達メイドにお任せください」

「いや、一人で着れると思うよ今日こそは!!」

「礼服は一人では着れませんよ、ほらそこの貴女お嬢様を手伝いますよ。」

「は、はい!!」

「え~、ごめんねぇマイ、ニーアが仕事の途中で呼びつけて」

「い、いえ、私はメイドですので!」

私は、いまから洗濯をしようとしていた新人メイドのマイに謝り着替えを手伝ってもらい、爺やに馬車を出してくもらい王城へと無事時間前に行くことができた。


感想や誤字等何かあればご意見宜しくお願いします。

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