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第六話 その8 捕らわれの勇者

「何で戻ってきた!」

「離れろ!」

「でもよくやった!」


 諸手突きで少年を青大将の軸線から突き飛ばし叫んだ。なんとか少年を救うことに成功したがその代償は大きかった。


「クソッ!しまった!」


 俺は少年を救う事と引き換えに遂に青大将に、魔王に捕らえられたのだった。


「ゆ、勇者サマッ!」


「お前は離れてろ!」


 クソ!なんてこった!


 青大将を追い抜いて少年を突き飛ばしたまでは良いが、バランスを崩した途端、奴が加速したように見えた。少年に狙いを付けた事自体が罠だったのかもしれない。

 ちゅん助を盾にされた時、斬りかかれなかった俺の行動を見て少年に狙いを付ければ俺が庇いに走る、そう予測したのだろう。


 ご丁寧に突撃のスピードまで調節して俺が奴の前に出るのを謀っていたのか!?


 なんとか剣を奴の体に突き立てそれを梃に喰われないよう、もがいてはいるものの、口に運ばれるのは時間の問題になった。ダイオウに比べて脚の力が弱い分、僅かに寿命が延びている…


「くそっ!離せよ!」


 奴の体を蹴飛ばしたり、身をよじらせてなんとか必死の脱出を試みるが無数の脚に半身を捕らえられては自由が利かない!

 

 超巨大なダイオウ状態に比べ、やや小型で細身になった青大将はその分、力が落ちたのか、速度重視のためなのか、はたまたちゅん助の地雷のせいで魔王もダメージを負ったためなのか、ダイオウに比べて引き寄せる力が弱いのは幸いだった。もしダイオウと同じだけの力があったのなら掴まれた瞬間、俺は絶命していたはずだ。


 つまり!

 まだ運はある!


 この運を引き寄せたのは間違いなくちゅん助の地雷攻撃なのだ。


「ぐう!」


 青大将は引き寄せられないと見ると俺を建物や樹木にぶつけなんとか引きずり込もうと試みた。


 僅かに動かせる半身をさらに掴まれない様、ギリギリの線で青大将の懐に収まりながら、なんとかダメージを最小限に抑えるがこの攻撃はキツイ。自分一人で耐え凌ぎ続けるのはまず無理だ。かといって増援に着た奴等はオロオロするばかりで全く頼りにならない。


 いよいよ…


 いよいよ、ここまでなのか…?

こんばんはちゅん助です。今回もお読み頂き有難うございましたお。

ラノベのイズサンはとうとう捕まってその命が風前の灯火に!現実のちゅん助は遂にコリコランワイドと言う肩こりに聞くらしい高周波治療器を発注!とにかく長時間運転とかすると首からの偏頭痛で倒れてしまうのでその予防治療になればいいなと

であであ

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