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第六話 その3 こっちが知りたい

 次々と少年達に襲い掛かる青を刺し、斬り捨てながらなんとか二人の身柄を確保できる位置にたどり着いた。


「大丈夫か!?」


「勇者様!大丈夫です、でも!でも!鳥さんが動かないです!」


 少年が悲壮な声を上げた。


 俺はぐったりしているちゅん助を受け取ると体を確かめる。火傷の痕は酷いが魔王に捕まれ噛まれていた傷はそれほどでもない様に見えた。


 奴が毒の類を持っていないとも限らないが、あくまで人質として捕らえられていたはずなのだ。致命傷を与えってしまったらその役目を果たさない。奴ほどの知能があるのならそれ位は十分に分かっていたはず、つまりはまだちゅん助は生きているはずなのだ。


 ぬいぐるみみたいな体が呼吸で上下し、まだ温かな体温があり毛並みにはまだツヤがあった。絶対に生きている、生きているはずなのだ。いやそうでなくては困る、そうであってくれ。強く願う様に念じると再び少年にちゅん助を託した。


「少年!頼む!こいつを安全な場所へ!」


「ええ!?勇者様はどうするの!?」


 安全な場所…自分で言ってはみたもののこの街にそんな場所があるのか…だが少年はその事は聞かず俺の身を気遣った。

 あの少女が約束を守ったなら、この少年は教会からここまでの危険な道のりを乗り越え駆け付け、俺達の絶体絶命のピンチを救った事になる。幼い見かけとは裏腹に肝が据わっているのだろうか。


「君が体当たりした白い奴は見たな!?あれがボスの可能性が高い!いや間違いなくそうだ!」

「アレを仕留めない限り街は全滅だ、何とかして奴を倒す!」


「ど、どうやって…?」


 少年が不安そうに俺を見つめ、尋ねる。なんと言えばいいのか…素直に率直答えるしかない。少年と彼が抱えるちゅん助を見て答えた。


「俺が知りたい…」


 ちゅん助が気を失っている以上、もはや彼から戦いのヒントを得るのは無理だ。奴と戦いながらそれを見いだせと言うのか…それはとんでもなく不可能な事に思えた…だが、最早残された者でやるしかないのだ。


「兎に角、障壁は一時的にでも砕けた、奴も無敵じゃない!」

「君にはちゅん助を頼むぞ!」

「これは君にしか頼めない!頼むぞ!」


「分かったよ!勇者様!」


 少年はこの状況において出来ないとは言わなかった。彼の言動と行動に少し勇気付けられたような気がした。


(頼むぞ!少年!)

こんにちは、ちゅん助ですお。今回もお読み頂き有難うございました。

ラノベのちゅん助は気を失って倒れたままですが現実のちゅん助はソニーファイナンシャルグループの株が下げている事に気付きました。NISA枠の年初一括組の買いが一巡して金利上昇の影響で下げてきたかお!?

長期金利が上がる中で比較的影響を受けないのは金融関連と聞きますがこれは勝負かお…

であであ

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