第五話 その81 万策使い果たし絶望
ちゅん助の口調が変わっていた。いつものおとぼけの口調ではなく冗談の一つも飛び出さない…
ここで魔王に斬りかかれば魔王は即座にちゅん助を噛み殺して防戦に入るのは間違いない。だからそれをするという事は…ともすると俺が…俺が二度もちゅん助を殺す…そういう結果になるのだ…
(駄目だ…そんな事は…それは…それだけは…出来ない…)
意図せずに構えた俺の剣がさらに下がり始める。
「面白き~ことも無き…世を面白く~」
「だから詠むなってッ!」
「しづ~心なく花の…」
ちゅん助が詠めたのはここまでだった。いつもの茶化す様なギャグではなかった。
彼にとって、ここに来ての辞世の句は俺を落ち着かせるための最大限の配慮だったのかもしれない。だがツッコミを入れる余裕や、ちゅん助を諦めて斬りかかるという冷静な判断をする思考など俺にはない。
魔王に捕らえられて、がっくりとうな垂れて力なく目を閉じるちゅん助同様、俺もまた肩と剣、そして膝を落とすしかなす術がなかった。
万策使い果たしてのこの状況、まさに絶望的。
ちゅん助を人質に取られていてはもはや俺にはどうする事も出来ない。
こんな時に限ってガレッタの部隊の奴等はどっかへ行ってしまっている。
駄目だ…
どこまでも役に立たない奴等だ!
そもそも何故、俺達がここまで矢面に立たなければならなかったのか?この街の奴等は何をしている?
わが友の命の火が今にも消えかけているというのに、俺は自分の選択の結果、今この状況になってしまっているその事実から目を逸らしたいがために、街の奴等に、部隊の奴らに腹を立てているのだろうか…
情けない…
が、せめて援護射撃の一つでもしてくれる奴は居ないのか…
このまま立ち尽くしていれば街ごと全滅
斬りかかれば、即座に友の死
結局俺は選べない、選びたくないだけなのかもしれなかった。
冷静に考えれば選択肢は一つ、座して死を待つより一か八かでも攻勢に転じるべきなのだ。
しかし、それはそれだけは、どうしても選ぶ事は出来ない。
(ああ…)
もはや立っている気力も失くし、剣が地面に刺さり、膝が地に着いた。
こんばんはちゅん助です。今回もお読み頂き有難うございましたお。
ラノベのちゅん助はいよいよ辞世の句を詠み始めましたが現実のちゅん助は今年のNISA枠でインドネシアの農機関連、食料品関連を少し買いました。
何故インドネシア?というと為替が日本は相当円安に進んでほとんどのアジアの通貨に対して弱含みですがインドネシアルピーはその日本円よりやや弱い事、日本は株価暴落警報が出そうな程、絶賛金利上昇中ですがインドネシアは高金利でありますが下降気味と正反対だからです。安く買って高く売るが一番の基本なので日本円で買えるのはインドネシアくらいかなと???はてさてどうなるか?
であであ。




