第三十六話 エリン、国外追放される
さて今回はラヴィオパート。
あと四話、全力で書きます。
裁判パート、エリンのはダイジェストでお送りしますwww
ルフィアみたいに長くしたら39話で終わらないんで。
私はエリンに今後のことについて話す。
「明日は裁判なのだが……覚悟は出来ているか?」
エリンは力なく首を横に振っている。
「まあ……そうだろうな……しかし重罪を王族であれどお前は重ねた……重い罰は免れないぞ?」
「……」
「そうだな……流石にああだし……死刑だけは免れさせなければ、な……国家転覆の罪をジャンに着せて……という風にするか、だな……」
「……」
エリンがすっかり意気消沈、といった感じで窶れているようにも見えるし、何やら怯えているようにも見えるしで……。
私はやりにくかった。
正直に言ってしまうと。
「あの……従兄様……」
「……なんだ?」
「……明日は……正直に明かしても……いいでしょうか……」
「……怖くないのか? 死ぬことになるかもしれないのに。」
「……怖いです……でも……私がした事ですから……ケジメはつけなければ……」
「……いいんじゃないか? 後悔はしないな?」
「……後悔はしたくない、です……それに……ルフィアにも悪いですから……」
私はこの時意外だな、と思った。
まさかここでエリンの口からルフィの名が出てくるとは。
完全に予想外で、そして期待も持てるようになった。
やっとこれで終わるな、と。
「エリンが後悔しない道を選ぶならいい。この際言って仕舞えばいいさ。」
「……はい!!」
……それでも国外追放以下は無理だろうが、最低限でもルフィのように再起できる道をエリンが出来るかどうか、と私は考えた。
だからエリンが全てを明かすのだ、私も最善を尽くすだけだ、それがエリンの餞になるのであれば……。
それが私が出した答えだった。
翌日。
公判の日だ。
エリンは包み隠さず全てを明かし、私も時々フォローを入れながら真相を明かしていく。
当時家庭教師だったジャンに絆されて、徐々に反国思想に染まっていった、という。
そして私への恋慕も異常なまでに強くなっていったのも、国のためを想う私にどこか羨望の目で見ていたからだ、ということも明かされた。
彼女の口から。
……本当にしょうもない事だったが、私をエリンのものにしたかったとのことだった。
私を殺そうとしたことも完全に保身だったのも明かされて、それはそれは焦るだろうな、といった具合だった。
ただまあ、本人も反省しているという具合だったので、そこの情状酌量も取れるかもしれないな……という感覚はあった。
私はその点も裁判長に伝え、あとは判決を待つことにした。
まあ、案の定、エリンは即日国外追放処分になり、私は近衛兵長と共にその準備にあと1日追われたのであった。
一週間後。
エリンの従者及び親族を全員王宮から追放した後、やっと休みができたので、ルフィに会いにいくことにした。
……未だに悩んでいるから説得してやってくれ、という叔父上からの手紙が来ていたが故なのだが。
私はルフィに会いにいくことにした。
私は愛馬に乗り、クレイスター村へと足を運んで行ったのであった。
次回はトークだけですww




