私の今昔物語
14話です。
私はあまり他人と関わる様な性格では無かった。
いや、過去形だけど実際今もだ。
あんまり他人と話すのが得意ではない。
もっと言えば他人と居ることも好きではない。
それでも学校に行き、集団生活を余儀なくされる。
他人と関わる事そのものが嫌だった。
特にいじめられていた訳では無い。
むしろ周りは私に対して優しかったような気がする。
私が一方的に嫌っていただけ、だったのかもしれない。
でも他人が私の事をどう思っているのか凄く気になる。
全然信用出来ない。
作業は他人に頼るより私一人でやってしまった方が効率が良い。
そう考えるようになったのも他人が嫌いになってからだ。
時には全て自分で問題を処理しようとし過ぎて抑うつ状態になったりもした。
保健室のアドバイスは人に相談しろ、と。
しかし、残念ながら私はあまり愚痴れるような仲の友達が居なかった。
こうして私は静かな暗い感じの性格になっていった。
今の性格がこれでも、小学生の頃は昼休みに校庭に出て皆と遊ぶ結構明るい性格だった。
その頃は人と一緒に居ることが凄く楽しかった。
そんなやつが今や教室の片隅で本を読んでいる。
これでも中学生の時は図書委員をやっていた。
今思えば何故やったのかよく分からない。
きっとそれだけ本が好きだったのだろう。
人に作業を振り分ける事が出来ないのに委員長をやった。
案の定全て私一人でやった。
何故そこで作業を他人に割り振らなかった、と思う人も多いだろう。
その答えは簡単。
その作業の理想体を知っているのは私しかいない。
そして全ての他人が私の思い通りに動く訳ではない。
他人と私の考えの違いを訂正する位であれば私が終わらせた方が早い。
そういうことだ。
他人の考えを把握し、自分と違う事を理解し、そして自分が犠牲になれば事が円滑に進むという事を知っている。
そして自分の理想に近づけるのであれば自分が一人でやるしかない。
他人には頼れない。
だから私は自分を押し込んだ。
しかもさっき言った通り、愚痴れるような友達は居なかった。
これなら確かに暗くなっても当然だと思う。
これは仕方ないことだ。
高校生になったら少しは変わるかと思ったけど。
そんな事は無かった。
だから私は……。
ここまでお付き合い頂きありがとうございます。
はい。最近色々と立て込んでおりまして。
若干の<相当な?>投稿頻度の減少が予想されます。
大変申し訳ありません。
ですがしっかりと完結まで続けるつもりなのでよろしくお願いいたします。
そんな訳で今回の話ですが。
蓮田さんの心理的な話となっております。
クラスに一人は居た、静かでずっと本を読んでいるような子です。
常に自分を責めがちな性格です。
嫌いじゃないです。そういう性格。
それでは、また次回もお付き合いください。




