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(ファーブラ・フィクタイズム4)【エーウェントゥス・アウディーティオ】プロローグ編  作者: 羽絶 与鎮果


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プロローグ編071/【ライバル候補達】1

 ここまで【吟侍】による【主人公権】と【クアンヴェリテ】による【絶対ラスボス特権】に注目して来たが、【物語】を構成するのに必要な【キャラクター】は、【主人公】と【ラスボス】だけでは成立しない。

 それ以外の【キャラクター】も必要となる。

 【ファーブラ・フィクタ神話】においては、

 【主人公】/【芦柄 吟侍】、

 【ヒロイン】/【カノン・アナリーゼ・メロディアス第7王女】、

 【ラスボス】/【クアンスティータ】、

 と言う【トライアングル】が成立し、三大キャラクター(存在)】となっていた。

 この世界においてもその【トライアングル】がある。

 ただし、

 【主人公】、

 【ヒロイン】、

 【ラスボス】、

 と言う【トライアングル】では無い。

 【主人公】、

 【ライバル】、

 【ラスボス】、

 と言う【トライアングル】である。

 いや、【三角形】でも【正三角形】では無く、【主人公】と【ライバル】が【ラスボス】を巡って競争相手になるという【二等辺三角形】と言う事になるだろう。

 この【世界】では、【冒険のスポーツ化】が主体となっている。

 その【世界】では、【ヒロイン】を持ってくるよりも【主人公】の【競争相手】を持ってくる方がしっくり来ると言えるだろう。

 と言う訳で、

 【主人公/天傑ルート】、

 【主人公/写樂ルート】、

 【主人公/笑媛ルート】、

 【主人公/眞宵ルート】、

 の4つの【主人公権】に対する【ライバル権】と言うものが存在する。

 【笑媛】と【眞宵】は、まだ【主人公】の【座】に居るが、【天傑】と【写樂】は【主人公】の【座】を脱落したり引退したりしている。

 なので、【最初の4名全員】それぞれに対する【ライバル】とはならないが、【吟侍】により、【ライバル権】を渡された【4組】が別に存在するのだ。

 それぞれの【吟侍】の【後継者】の【競争相手】/【ライバル】として相応しいと思った相手にその【権利】を渡している。

 そして、この【ライバル権】は、【噛ませ犬】を用意したと言う意味ではない。

 【主人公権】と【ライバル権】のどちらが勝ってもおかしくない。

 場合によっては【主人公】と【ライバル】の立場が逆になる事も考慮に入れた選択となっている。

 その上で、【吟侍】が選んだ、【ライバル権】を持つ【ライバル】達を少し紹介しようと思う。

 ちなみに【主人公権】の1人に対して1人の【ライバル】が居ると言う訳ではない。

 【主人公】と【ライバル】は1対1である必要がないからだ。

 【吟侍】は、最初、【ライバル】の【種】として、

 【天傑ルート】で2つ、

 【写樂ルート】で2つ、

 【笑媛ルート】で2つ、

 【眞宵ルート】で2つの8つを蒔いたが、現在は、

 【天傑ルート】で3つ、

 【写樂ルート】で3つ、

 【笑媛ルート】で3つ、

 【眞宵ルート】で2つの11の【ライバルルート】が存在している。

 まずは、増えていない【眞宵ルート】の【ライバル】2名について軽く紹介しよう。

 【眞宵】は、【クアンヴェリテ】の特別な友達になり、【眞夜】と言う【強者】とも魂を分けあっていると言う超高スペックの【主人公】だ。

 この【主人公】のライバルとなるとかなりの【超高スペック】を必要とされる。

 そのため、滅多に増えないのだが、ちゃんと2名、存在している。

 少なくとも、【クアンヴェリテ】と特別な友達というステータスは他の2名にも適用されている。

 ただし、特別な友達になった【クアンヴェリテ】自体は異なっている。

 【眞宵】が特別な友達になった【クアンヴェリテ】は、当時、【第96他者体(たしゃたい)】であった【クアンヴェリテ・アレクシア】とコンタクトを取っていた。

 それに対して、【ライバル2名】はそれぞれ、

 【第96別者体(べっしゃたい)】であった【クアンヴェリテ・アシュリー】、

 【第96外者体(がいしゃたい)】であった【クアンヴェリテ・ブリジット】、

 とそれぞれコンタクトを取っていた。

 【クアンヴェリテ】の

 【他者体(たしゃたい)】96核、

 【別者体(べっしゃたい)】96核、

 【外者体(がいしゃたい)】96核、

 はいずれも他の存在が【クアンヴェリテ】の名前を借りて【クアンヴェリテ】の【役】を演じている。

 そして、【第1】から【第96】は【人気序列】を意味していて、変動する。

 つまり、【眞宵】と【ライバル2名】の3名とそれぞれコンタクトを取っていたのは、最下位の人気だった【クアンヴェリテ】の、

 【他者体】/【アレクシア】、

 【別者体】/【アシュリー】、

 【外者体】/【ブリジット】、

 と言う少女達である。

 人気商売の様な所があり、97位以下の圏外となると【消滅】してしまうという過酷な生存競争で存在している【クアンヴェリテ】の

 【他者体】、

 【別者体】、

 【外者体】、

 だが、彼女達は、同時に、【眞宵】と【ライバル2名】の【パトロン(後援者/支援者)】でもある。

 【クアンヴェリテ・アレクシア】、

 【クアンヴェリテ・アシュリー】、

 【クアンヴェリテ・ブリジット】、

 の序列の変動により、【眞宵】と【ライバル2名】の関係性の序列も変化して行くと言って良いだろう。

 現時点で詳しく、【ライバル2名】について紹介する事は出来ないが、名前だけでもお伝えしておこう。

 まずは、【他者体】/【アレクシア】の加護を持つのが【藤里(ふじさと) 眞宵(まよい)】、

 【別者体】/【アシュリー】の加護を持つのが【イヴェット(YVETTE)フィギス(FIGGIS)】、

 【外者体】/【ブリジット】の加護を持つのが【ティナ(TINA)クロズビー(CROSBIE)】、

 と言う。

 彼女達はいずれも大物であるため、この時点での正体はヴェールに包まれている。

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