プロローグ編070/【ラスボス変更交代】4
最後に、【バトルモード】の【ラスボス】で特性は【どんな形にもなる】と言う【怪物】(怪物タイプ)の【ジャタ】から権利を剥奪する【藤里 眞夜】だ。
【眞夜】は、
『【バトルモード】の【絶対ラスボス】/【ジャタ】ね。
私は【剥奪執行者】としてやって来た、【クアンヴェリテ・トゥエンティーフォー】の【藤里 眞夜】よ。
貴方の罪状は、度を超した【大量虐殺】。
【絶対ラスボス】とは言え、この世界での【クエスト】は【スポーツ化】しているのは理解しているわよね?
【スポーツ】として成り立たせるには、限度を超える【大量殺戮】は御法度よ。
貴方は年間限度数の数千倍は殺している。
これは看過出来ないわ。
よって、【無敵加護】/【無敵特権】の剥奪を執行するわ。
貴方は【エネミー・ラスボス】に【格下げ】となり、【倒せないラスボス】としての権限は消失する。
【倒せるラスボス】/【エネミー・ラスボス】となってもらうわ
良いわね?』
と言った。
【ジャタ】は、
『寝ぼけた事、ぬかしてんじゃねぇよ女ぁ~。
てめぇ、半分、人間だろ?
わかるぜぇ~、匂いでよぉ~。
人間臭さがプンプン匂ってくるぜ。
弱い奴が俺に命令すんじゃねぇよ』
と恫喝してきた。
【眞夜】は、
『心外ね。
貴方が私より強いとでも?
なんなら私と戦って抵抗してみる?
一応、貴方にその権利は認められているから、お相手するわよ』
と言った。
【ジャタ】は、
『ふっ・・・
おもしれぇ~。
お前の方が強いとでも言いたいのかよ、クソボケが。
いいだろう。
やってやんよ、こらっ。
てめぇをミンチにしてやるよ、クソが。
俺は大量殺戮を繰り返したから経験値が爆上がりなんだよ。
もう、【クアンヴェリテ】に怯えていた俺じゃねぇ。
叩きつぶしてやるよ』
と強がった。
【眞夜】は、
『・・・同じように強がっていた【スターモード】と【アートモード】の【絶対ラスボス】も速やかに交代が執行されたそうよ。
もちろん、貴方にも同じ運命が待っている』
と言った。
【ジャタ】の挑発には乗らない姿勢だ。
【ジャタ】は、
『ぶっ殺す』
と怒鳴った。
『出来るものならね』
『殺してやる』
『それはさっきも聞いた。
語彙力ないわね、貴方』
『細切れにしてやるよぉ~』
『無理な事は口にしない方が賢明よ』
『黙れ糞女がぁ~。
肉塊にしてやるよぉ~』
と口論になり、すぐに戦闘が始まった。
【ジャタ】は自在に自身の姿形を変えられる。
彼は自分が無敵だと思っている。
だが、決着はすぐについた。
【眞夜】は、
『・・・どうしたの?
かかってくるんじゃなかったの?』
と言った。
【ジャタ】は、
『う、動け・・・な・・・』
と言った。
何があったのか?
それは、【眞夜】によって、【ジャタ】の【異能】を【差し押さえ】されたのだ。
自在に身体を変える力は、【眞夜】によって【使用不可】となってしまった。
力量で勝った場合、相手の【力】の【使用権】を掌握出来る【瞳眼支配】と言う【異能】を彼女は使っている。
今や、【眞夜】の許可なく、【ジャタ】は自身の【異能】を使う事は出来ない。
【眞夜】は、
『私は弱いんじゃなかったの?』
と言った。
【ジャタ】は、
『術を・・・解きやが・・・れ・・・』
と悪態をつく。
【眞夜】は、さらに【ジャタ】の【異能】を操作し、彼の身体を【ゆるキャラ】の様に変えた。
【眞夜】は、
『お似合いよ・・・
可愛いわ』
と言った。
【ジャタ】は、
『ふ、ふざけ・・・ん・・・な・・・』
と憎まれ口を叩くが無茶苦茶可愛らしい声に変換されている。
【眞夜】は、
『そうね。
茶番はこれくらいにしておきましょうか。
貴方もバカでないのなら力の差がわかったでしょ?
大人しく、【剥奪】を受け入れなさい。
貴方はこれから【エネミー・ラスボス】になるのよ』
と言った。
最後通告の様なものである。
これを受け入れなければ、消滅もあり得るとの意味を含めて言っている。
【ジャタ】は、
『く・・・クソが・・・
わかった・・・よ・・・
うけ・・・いれ・・・る・・・
俺の・・・負け・・・だ・・・』
と言って、【エネミー・ラスボス】への【降格】を受け入れたのだった。




