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(ファーブラ・フィクタイズム4)【エーウェントゥス・アウディーティオ】プロローグ編  作者: 羽絶 与鎮果


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プロローグ編066/【藤里 眞宵(ふじさと まよい)サイト0】/【眞宵(まよい)】と【眞夜(まよる)】の話による【クアンヴェリテ】の真実

 【眞宵】は、【シークレット・ティーパーティー】以外に【時空系】の【異能】をもう1つ持っている。

 【シークレット・ティーパーティー】は、【芦柄 吟侍】の【後継者】/【主人公権】を譲渡したり貸したりする存在を見定めるための【時空間】として利用している。

 もう1つの【時空間異能】である【特別殊(とくべつしゅ)商会(しょうかい)】とは、【ラスボス側】の【異能】であり、【眞宵】では無く、【眞夜】が使え、【眞宵】も入って、別の場所にいる【眞夜】と会う事が出来る力として利用している。

 ここは【無人の様々な店】が並ぶ【商店街】の様な空間である。

 【特別殊商会】に足を踏み入れた【眞宵】は、

「ま、【眞夜ちゃん】、居るんでしょ?」

 と言った。

『何か用?

 こっちも準備があると言っていたでしょ?』

 と言う声がした。

 【藤里(ふじさと) 眞夜(まよる)】である。

 【クアンヴェリテ】の腹心、 重要な補佐をする24の存在を【クアンヴェリテ・トゥエンティーフォー】と呼び、7名が確定しているとされていた。

 その中の【ハニーワイフ】と言う存在が、【眞宵】を一度、スカウトに来ていたがそれは、【眞夜】の半身だったからでもある。

 【眞夜】は【クアンヴェリテ・トゥエンティーフォー】で確定した7名の内の2名目である。

 【眞宵】は【クアンヴェリテ・トゥエンティーフォー】では無く、【クアンヴェリテ公式ファンクラブ】/【特別会員】、【クアンヴェリテ】の友達という立場を取ったが、【眞夜】は、【クアンヴェリテ・トゥエンティーフォー】に在籍したままである。

 【眞宵】は、

「【眞夜】ちゃんの方でも何かあるの?」

 と聞いた。

 【眞夜】は、

『あるわ。

 この後、この世界で【倒せないラスボス】に認定していたものを【倒せるラスボス】/【エネミー・ラスボス】への格下げに入るわ。

 やはり、【クアンヴェリテ様】も【他者体(たしゃたい)】と【別者体(べっしゃたい)】と【外者体(がいしゃたい)】だけでは統制力が足りないのかも知れない。

 結局はどれも【本物】では無いのだから。

 【添者体(そえしゃたい)】、【本者体(ほんしゃたい)】、【深域体(しんいきたい)】、【超謎体(ちょうめいたい)】のいずれかが出てこないと不届き者の【ラスボス】は、出てくると思われるわね』

 と言った。

 彼女は何を言っているのか?

 それは、【クアンヴェリテ】と言う【クアンシリーズ】の特性を現している。

 彼女の言うように【クアンヴェリテ】は大きく分けると7種類の枠組みの【身体】を持っている。

 【他者体(たしゃたい)】、

 【別者体(べっしゃたい)】、

 【外者体(がいしゃたい)】、

 はいずれも【アイドルボス】などの【他の存在】が【クアンヴェリテ】の【役】を演じている【偽者】である。

 【本物】と呼ばれるのは、

 【添者体(そえしゃたい)】、

 【本者体(ほんしゃたい)】、

 【深域体(しんいきたい)】、

 【超謎体(ちょうめいたい)】、

 の4つである。

 【クアンスティータ】の【側体】に当たるのが、【添者体】であり、【第1添者体】から【第7添者体】の7核まであるとされている。

 【クアンスティータ】の【本体】に当たるのが、【本者体】であり、【第1本者体】から【第4本者体】の4核まであるとされている。

 【深域体】は、【本者体】を超える、【真本体】の様なものであり、【第1深域体】から【第13深域体】の13核まであるとされている。

 【クアンヴェリテ】最強とされるのが【超謎体】であり、【第1超謎体】から【第24超謎体】の24核まであるとされているのだ。

 【他者体】、

 【別者体】、

 【外者体】、

 はいずれも【偽クアンスティータ】の様に、【本物】とは別の【存在】がなるものであり、それぞれ定員が【96核】ずつまでとされている。

 そのため、

 【他者体】、

 【別者体】、

 【外者体】、

 は【脱退消滅(だったいしょうめつ)】と【採用顕現(さいようけんげん)】が頻繁に行われている。

 【現クアンヴェリテ】の

 【他者体】96核、

 【別者体】96核、

 【外者体】96核、

 の意向を汲んで、【眞夜】や【ハニーワイフ】達、【クアンヴェリテ・トゥエンティーフォー】が動いていると言う事になる。

 【眞宵】がコンタクトを取った事のある【クアンヴェリテ】も

 【他者体】96核、

 【別者体】96核、

 【外者体】96核、

 のいずれかであり、【本物】ではない。

 【本物】はまだ一切【顕現】されていないのだ。

 いずれ【顕現】されると言う事だけはわかっているが、まだ・・・なのである。

 そう言う【事情】もあり、【眞夜】は、【本物のクアンヴェリテ】の【顕現】を待ち望んで先ほどの発言をしたのである。

 【現ラスボス】の中に相応しくない【ラスボス】が居て、それは【本物】の【クアンヴェリテ】の威光が届いていないと言う事を嘆いていた。

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