プロローグ編032/【相模 天傑(さがみ てんけつ)ルート/桃辻 蝶吉(ももつじ ちょうきち)サイト0】/【後継者候補】を見て回る3
【蝶吉】、
【天狐】、
【次のニナカノン・ジェニックの虚像の声】、
の3名は、
1名目の【故 満田 辰則】(色んな肉体に憑依する事で1つから7つの異能を得る幽霊)、
2名目の【赤崎 竜我】(天才の域を出ない【空想家】)、
3名目の【黒井 三四郎】(思慮の足りない【万能スポーツマン】)、
4名目の【沢口 慎司】(女癖が抜けない【バンドマン】)、
5名目の【横田 敦】(素行の悪い【道場破り】)、
6名目の【田村 写樂】(別枠の【候補者】)、
7名目の【飯島 勇】(【茶道】に行ってしまった【ダンサー】)、
8名目の【磯崎 肇】(破産し自殺未遂を起こしている【ギャンブラー】)、
9名目の【高野 護】(裏金問題で隠遁生活をしている【政治家】)、
10名目の【山口 聖】(八マタ暴露により芸能生命を絶たれた【男性アイドル】)、
11名目の【北山 庄一】(生活保護を受けている元【経営者】)、
12名目の【京野 太一郎】(自分は凡人だと意気消沈している【演出家】)、
13名目の【嵐堂 弓弦】(翻訳にのめり込みすぎて【後継者】に全く興味がない【全語翻訳家】)、
14名目の【寄田 茂】(滑落事故がきっかけで継母に殺された【不思議ハンター】)、
15名目の【坂田 陽一郎】(イラストを描く事にしか興味がない【イラストレーター】)、
16名目の【鈴森 弥太郎】(一切のしがらみを嫌うため【後継者】になるつもりが全くない【吟遊詩人】)、
と言う失敗を経て、最後の17名めの【候補者】の元に行った。
泣いても笑ってもこの【候補者】に決めると言う方針だ。
なので、【次のニナカノン・ジェニックの虚像の声】は本来17名目に行く予定だった男性の事を飛ばして、本当は23番目に行く予定だった【男性】の所に案内する事にした。
つまり、彼女の心の中ではこの男性にほぼ、決めていたと言う事になるだろう。
17名目は、【造法士】と言う【魔法】や【超能力】などの【力】を【新しく作る存在】である、【水瀬 涼源】と言う男性だ。
彼は、【造法士】としては【エリート】だったが、3つの【力】・・・【虚実法】、【化変法】、【異質法】を【造法】したにも関わらず、立場を追われてしまったという現在挫折中の男性だ。
【造法士】の【造法】とは何か?
それは、【クアンスティータ】に由来する新しい【技術】である。
【クアンスティータ】は、
【魔法】、
【呪術】、
【錬金術】、
【超能力】、
などのオーソドックスな【力】の他にも、
【超法】、
【秘奥法】、
【謎法】、
【何法】、
【果化法】、
【違変法】、
【深奥法】、
などいくつもの異なる【力】を持っていた。
なので、仮に、【魔法】が封じられたりなどしても他の力で【同じような効果】を得ることが出来ると言う特徴を持っていた。
これから学んだ者達が、同じように、他の【力】を生成する事を始めたのだ。
それが、【造法】である。
と言っても【クアンスティータ】の場合は、
【赤いわっか】、
【青いサンダル】、
【黄色いボール】、
【緑の色紙】、
【白い髪の毛】、
【黒い獣】、
【桃色の食材】、
などの様に全く色も形も異質な別物になっているのに対して、【造法士】達の違いは、
【赤い魔術】、
【青い魔術】、
【黄色い魔術】、
【緑の魔術】、
【白い魔術】、
【黒い魔術】、
【桃色の魔術】、
の様に意味合いは一緒で、【色だけ違う】と言った感じのもので、レベル的には【クアンスティータ】のものには足下にも及ばないと言うものである。
そのため、【涼源】が考え出した、
【虚実法】、
【化変法】、
【異質法】、
も色違いの【魔術】に過ぎない。
同じように、
【火の魔法】、
【水の魔法】、
【風の魔法】、
【土の魔法】、
【雷の魔法】、
【光の魔法】、
【闇の魔法】、
などがあっても、本質の部分の【魔力】の【色味が違う】事で、【違う力】として認識されているだけの【力】である。
だが、【魔法】は完全に封じられても
【虚実法】、
【化変法】、
【異質法】、
は使えると言う事だけでも凄い事である。
また、この3つは【じゃんけん】の様な性質関係になっており、
【虚実法】より【化変法】の方が強く、
【化変法】より【異質法】の方が強く、
【異質法】より【虚実法】の方が強く、
デザインされている。
これにより、力が奪われた時、他の強い立場の力で対応出来ると言う特性を持たせている。
そう言う力である。
これを、【次のニナカノン・ジェニックの虚像の声】は高く評価していた。




