↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
(ファーブラ・フィクタイズム4)【エーウェントゥス・アウディーティオ】プロローグ編  作者: 羽絶 与鎮果


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
30/77

プロローグ編030/【相模 天傑(さがみ てんけつ)ルート/桃辻 蝶吉(ももつじ ちょうきち)サイト0】/【後継者候補】を見て回る1

 【蝶吉】と【天狐】は、【小鳥】に化けた。

 そして、【次のニナカノン・ジェニックの虚像の声】の案内で、【蝶吉】が【主人公権】を譲渡する【後継者候補】を見て回る事になった。

 まず、見たのは、【故人】だ。

 【浮遊霊】と言うやつである。

 生前の名前は、【満田(まんだ) 辰則(たつのり)】との事だ。

 【蝶吉/小鳥バージョン】は、

『ピピッ、ピピピピピ

 (訳/あの人ですか?)』

 と言った。

 【天狐/小鳥バージョン】は、

『ピピピッ、ピピピピ

 (訳/何よ、幽霊じゃない)』

 と答えた。

 それに対して、【次のニナカノン・ジェニックの虚像の声】は、

「あの・・・

 誰も聞いてないので、小鳥の声じゃなくて、人間語で話しませんか?

 小鳥語だと表現に制限があるので」

 と言った。

 【蝶吉】は、

『ピピッピピイピ

 (訳/そうなんですか?)

 じゃあ、人間語で・・・』

 と言った。

 【天狐】も、

『ピピイピ、ピッピ

 (訳/何よ、味気ないわね)

 まぁ、その方が面倒が無くて良いわね』

 と言い直した。

 どうやら、小鳥の姿でも人間語で話す事にした様だ。

 【次のニナカノン・ジェニックの虚像の声】は、

「そうしていただけると助かります。

 翻訳しなくて済むので」

 と言った。

 【天狐】は、

『それで、本題だけど、何であの幽霊が良いと思ったのよ。

 死んでんじゃない、あれっ』

 と聞いた。

 【次のニナカノン・ジェニックの虚像の声】は、

「確かにお亡くなりになっています。

 ですが、彼は、【他者】に憑依する事が出来ますので、可能性が広がるのかと・・・

 それに憑依する肉体とのリンクによって、1つから7つまでの【異能】を得る様です。

 これは【主人公】としての要素があるのでは無いかと・・・」

 と言った。

 【天狐】は、

『なるほどね。

 確かに面白い要素ね。

 憑依する度に異なる力を得る【幽霊】って事か。

 だけど、憑依は憑依じゃない?

 自分の力じゃなくて、憑依する肉体頼りになってるわ。

 他力本願っぽくて私は余り好きじゃないわね。

 他にした方が良いと思うけど?』

 との意見だ。

 【次のニナカノン・ジェニックの虚像の声】は、

「そうでしょうか?

 確かに、パートナーの肉体が変わり続けると言うのも落ち着かないかも知れませんね。

 では次へ参りましょう」

 と言って、次の候補者の元に行くことにした。

 中継時間の関係でカットするが、2名目から5名目の候補者達も【天狐】の

『う~ん・・・こいつもいまいちね・・・』

 と言う一言で候補者として認められなかった。

 一応、名前と特徴だけ羅列すれば、

 2名目は【赤崎(あかさき) 竜我(りゅうが)】と言う【空想家】である。

 3名目は【黒井(くろい) 三四郎(さんしろう)】と言う【万能スポーツマン】である。

 4名目は【沢口(さわぐち) 慎司(しんじ)】と言う【バンドマン】である。

 5名目は【横田(よこた) (あつし)】と言う【道場破り】である。

 【竜我】は、【空想】の質が、せいぜい、【天才】レベルで留まっている事、

 【三四郎】は、感覚で動いており、頭の出来があまりよろしく無い点、

 【慎司】は、女癖の悪さで、度々問題を引き起こしている点、

 【敦】は、単純に素行の悪さ、

 と言う理由で候補者から脱落している。

 そんな訳で、次は6名目を見に行ったのだった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。