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異世界の女大賢者  作者: 山田 奏
第三章 新生活と弟子編
76/150

74 新築

「こ、これは…」



驚いているベネッサの目の前には教会があった。場所としてはリアの店の割と近く。つまりはそれなりに人通りも多い場所だ。

昨日、教会の引っ越しを決めて家に案内した後、商業ギルドでお婆ちゃんに事情を説明。家の近くに土地を買って整地して着工。そして、夜が明ける前に完成させた。



「とりあえず教会建てたから、ここで生活して良いよ」


「いやいや、建てたって…。前から準備を?いや、こんな所に建ってたら見逃す訳も無いし…」


「いや、昨日あの後に建てたよ」



引っ越し時、1匹の召喚獣を召喚した。土の精霊のノームだ。実はノームは土の魔法だけでなく、魔法を使った建築も得意としていた。そして、前の教会の構造を見て貰って把握してもらい、新たな土地に再現してもらった。細かな調整に時間がかかったが何とか朝までに完成した。ちなみに防音も魔法で完璧だった為、街の人たちも起こさずバレていない。



「リアさん…。いや、リア様。あなたは神の使者なのですか?」


「は?紹介したでしょ。ほぼ商人の市民Aだって」


「しかし、コレは…」


「まぁまぁ、中で今後について話そう」



そう言ってベネッサを連れて教会の中に入る。造りとしては前と同じ。ただ新たに建てた為、ひび割れなどは無い。さらに見えないがノームの前で現代建築について口に出してしまい、中に鉄筋が入っている。つまり鉄筋コンクリート造りレンガ風である。そのうちコンクリートも自作しそうだ。



「中の造りは今までの物と同じなんですね」


「他の教会を知らないし、宗派の違いとかも分からないから同じにしてあるよ」



見た目だけですけど…。ついでにノームが私を模して作った石像を置こうとしていたので止めた。



「あと裏に庭も用意してるから、一区画以外は好きな物を育てて良いよ」


「一区画以外とは?」


「ベネッサの性格的になんか遠慮しそうだなと思ってね。その一区画で薬草を育てて欲しいんだ。それを私が買い取るから。私は労働力で返してもらう。あなたは労働力で借りを返して、育てた薬草分のお金が手に入る」



元々、消耗品の商品が欲しいと思っていた。薬草が揃えばポーションが作れるし、これで労働力も確保した。



「分かりました。リア様に恩を返すために誠心誠意働かせていただきます」


「ごめん、様付けは止めて貰えると嬉しい…」



周りに迷惑にならない様に一晩で教会を建てたし、シスターに様付けされてたら、なんか信仰の対象になりそうだし。

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