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異世界の女大賢者  作者: 山田 奏
第三章 新生活と弟子編
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69 使用人ゲット

吸血鬼の奴隷を2人共買って、家まで帰って来た。帰ってくる途中の周りの皆がこちらを見ていた。まぁ当然だろう。私は何故か有名人っぽいし、1人はこの街に他にあまり見ない獣人だし、片足の無いおじいさんと小さな女の子まで連れていた。見ない方が不思議だろう。



「さて、とりあえず話を聞きたいんだけど?」


「「………」」


「二人ともだんまりか…。まぁ当然か。急に襲われて奴隷になった挙句、私みたいなのに買われれば…」



奴隷の女の子は私よりも小さいとはいえ、私もこの世界でいえば成人したばかりの大人。しかも、一般より小さい為、子供に見えるだろう。



「とりあえず聞きたいんだけど、なんで足治さないの?てか、アレ勝手に治ってるんだと思ってたんだけど…」


「…どういう事だ?」


「吸血鬼の治癒って止められるものなのって事。自動回復でしょ?」


「なぜ我らが吸血鬼だと?」


「相手のステータスが見れるスキル…ていうか魔法があるんだよ。それで見た。あなたたちが『克服者(デイウォーカー)』って称号があったから普通に連れて帰って来たけど」



そう、吸血鬼を買ったのは良いがどうやって連れて帰ろうかと悩んでいた。陽が沈むまでバルザックさんの店にいる訳にもいかないし。そしてステータスを眺めて称号の欄に『克服者』というのを発見し、普通に出れるんじゃないかと試した。これで違ってたらやばかったけど。



「…なぜ、吸血鬼と知りながら我らを?」


「おじいさんの家事系スキルが魅力的で。元々、家の使用人が欲しくて奴隷を買いに行ってたし」



そうこのおじいさん、なんと家事系全般が1つなった『家事』のスキルを持っている。しかもそれでいてレベル20越え。料理、掃除、洗濯という3つのスキルがレベル30以上になると、家事にスキルがまとまる。が、レベルは1からスタートだ。実質、レベル50クラスの家事が出来る訳だ。



「という事で家で使用人やらない?一応、お給料も用意するよ?」


「お嬢様はどうなる?」


「そっちの子?うーん…どうしようか?同じ吸血鬼だったからセットで買ったけど、家事は出来なそうだし…」



買ったのは良いが、何も考えてなかった。MP多いし魔力値も高いんだけどレベル1だし。



「条件がある。お嬢様も共にここに置いてくれるなら使用人でもなんでもやろう。ただし、お嬢様に危害を加えるなら容赦しない」


「そんなんで良いの?元々、追い出すつもりも無かったんだけど…」



わざわざ吸血鬼と知っていて買ったのに捨てるつもりも無いし、小さな女の子をイジメる趣味も無い。こうして割とあっさりと優秀な使用人をゲットした。しかし、もう一人はどうするか…。

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