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王様クエスト  作者: シャム吉


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13/17

宇宙語クエスト


 城に戻り、剣を渡すと、王様は首を傾げていた。


「こんな剣じゃったかのう?」


「こんな剣だったんです! さあ、さっさと行きましょう」


「そうじゃな。早く王妃を連れて帰らないと、王妃の70番目にお気に入りの椅子が、日あせしてしまう」


 大臣が、王の間に飛び込んできた。


「王様! 今日は宇宙から、賓客が訪問されて、謁見予定です!」


「そうじゃった!すまぬ、もうしばらく待っててくれ」


 僕が何か言う暇もなく、王の間に宇宙人が中に入ってきた。


「♆✦ ⊗⌘∞⊹、☍?」


「⟁≠⊹。∵、☍☍∞⇄⊹。」


「∵≒ψ⊹?」


「⌁⟡∯≋、⟟⊰⇄例⊹。」


「∵☼✦ ⊗✦⌁⟡∯⊹?」


 二人がこちらを見てくる。


「はっ? いえ……」


「≠⊹。⇶⌖✦?」


「⇅✧⇄場合、⊰ψ⊹。☼✦?」


 また二人がこちらを見てきた。


「えっ? はい……」


「⇅✧∵⇄⊹。」


「ワシ✦ ⇅✧≠⊹!」


 二人の会話が盛り上がっている。


「よし! 有意義な会話ができたぞ」


 宇宙人は、帰っていった。


「何の話だったんだ……?」


 この時、僕はある失敗をしていたことに気づいてなかった。




【知らなくても困らない話・王様と宇宙語】


「王様は、どこで宇宙語を学んだんですか?」


 我に返った僕は、王様におそるおそる聞いてみた。


「どこじゃったかのう? 牧場視察の時だったかのう……」


 王様は遠い目をする。


「ちなみに、何の話をしていたんですか?」


「女装趣味についてじゃ」


「何の話してるんだよ!?」

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