恋のトライアングルは大らかに
教室のドアが開いて、鍵が入ってきた。
「月華ー!一緒に昼飯にしようぜ!」
「うん、いいよ~」
「私もいる…」
「透華ちゃんも一緒に食べよ?」
「うん…」
机を3つくっつけて、透華と鍵は弁当箱を机に広げるが…。
「月華?どうした?」
「…お弁当箱…家に忘れて来ちゃった…」
「えっ…?」
「あらら…まぁ、あたしの分けてやるよ」
「うん…わたしも…分ける…」
2人が月華にお昼を分ける。
「2人ともありがとう…」
「おう。だけどこれだけじゃ足りないだろ…」
「大丈夫だよ」
「大丈夫、こんなときは…陽~!」
一際大きな声で陽を呼ぶ。
透華&月華「ふぇ!?」
陽がこちらに歩いてくる。
「んだよ…」
「なんか食いもんないか?」
(そんなことで呼びやがったのか!)
「あるけど…」
「んじゃ~、あたしと月華と透華のためにくれないか?」
「たく…お前はこれだな」
ハムカツサンドを渡す。
「お、これ食いたかったんだよね~!」
「えっと透華…だっけ?お前はこれだな…」
プリンと卵焼きを渡す。
「あ、ありがとう…」
「月華はこれだな」
ハムタマゴサンドイッチとあんぱんと野○ジュースを渡す。
「あ、うん…」
「んじゃ戻るぜ?」
「あぁ、おつかれさん」
「あぁ」
(本当に用事がそれだけかよ…)
陽は戻っていった。
「さて…2人とも陽のことが好きなんだな?」
月華&透華「そんなことない!」
「ハモるところで既にバレバレじゃね?」
透華&月華「あぅ…」
「はいはい…でも…2人とも進展とかあったのか?」
「…うぅ…」
「無くは…ないけど」
「月華はなんかあったのか?」
「うん。えっと…絵を褒めてくれて、それにまた絵を見てくれるって…約束してもらった」
「だいぶ嬉しそうだな」
「うぅ…月華ばっかりずるいよ…」
「だったら、自分でチャンス見つけないとな」
「うぅ…」
「透華…、ファイト」
「うん…」
「ま、あたしも2人のこと手伝うから。頑張れな」
透華&月華「ありがとう!」
そんな三人の昼休みは過ぎていく。




