表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
27/29

食事は争いの始まり

この時間の購買は当たり前のように混む。たくさんの人で購買のおばちゃんが見えない。

そこに小さな体で入ろうとする少女。


「ん~…!ん~…!」


背伸びをするけど、意味はない。


「う~…どうしよう…」


そんなことをしていると…


「なにしてんだ?」


「あ…畳ぃ…」


「うわっ、いきなり泣きそうな顔すんな…!」


「だって…だってぇ…」


紫亜は簡単に事情を説明する。


「なるほどね、つまり買えないわけだ…」


「うん…」


「なら俺に任せとけって!」


「ふぇ…?いいの…?」


「あぁ!何買ってくれば良いんだ?」


「えっとね…コロッケパンと焼きそばパンとハンバーグパンとピザパンと唐揚げとメロンパン2つとチョコリングドーナツ3つと謎パンとプリン3つ…」


「…マジかよ…」


「やっぱり止めとく…?」


うるうるしながらこちらを見つめてくる…


「はっ、楽勝だぜ。行ってくるぜ!」


元気よく人混みの中に飛び込んでいった。

しばらく待つこと5分後。


「ぶぁ!」


たくさんの食料を抱えながら、ボロボロになった畳が人混みから脱出してきた。


「あ…おかえりなさい…」


「お…おう…買ってきたぜ…」


「うん…全部ある。ありがとう」


「良かった…にしても全部自分で食うのか…?」


「ううん…。プリン2つ以外は全部紫魔の…」


「あぁ…そっか…って、紫魔が来れば良かったのでは?」


「紫魔…お腹空いて動けないって言ったから…」


「無理やり来させれば良かったのに…」


紫亜は首を横にふる…


「いいの…」


「そか…」


「後は自分で運ぶから渡して…?」


そう言いながら両手を広げる紫亜。


「いいよ、このまま教室まで運ぶ」


「でも…」


「どうせすぐに着くさ。行くぞ」


すたすたと歩き始める。


紫亜「あっ…、待って…」


紫亜が慌てて追いかける、そんな2人の昼休み。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ