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無邪気な争い
遊馬「陸くーん」
そう言いながら陸と呼ばれた少年に抱きつく。
「ふぁ?なぁに?」
「あそぼ~」
「いいよ~」
遊馬は遠く離れた少年をじっとみる。
「…れおくんがちょうどいいとこに…」
遊馬がなにかを企み始めた。
「遊馬くん、紙飛行機あるよ。」
「陸くん準備いいね…」
「そんなことないよ」
「まぁいいや…んじゃ…狙いを定めて…」
紙飛行機を構える。そして…
「えいっ…!」
紙飛行機を投げた。
紙飛行機はゆらゆらと飛び…
「…!」
頭にあたった。
れおはゆっくりとそれを拾い…
こっそり作っていた紙飛行機と一緒に構える。
「「…えっ?」」
紙飛行機を投げる。
投げた紙飛行機は素早く飛び…
「ひにゃ!?」
「うわぁ!?」
ピンポイントに額に当たる。
「や…やったな~…!」
「うぅ…!お返ししてやる!」
れおと陸と遊馬の紙飛行機合戦が始まる。
桜花「…」
桜花はそばに落ちた飛行機を手に取り広げる。メモに書かれた言葉は…
桜花「男子って本当にバカ…(ため息)」
子供達の争いはチャイムが鳴るまで続いたという。




