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想いは通じる?
「結局あの子の名前聞けなかったな…」
ベッドに仰向けに寝ながらそんなことを呟く。
(でも…あの子に名前を聞かれたってことは…)
(一応…脈あり…なのかな?)
(でも名前だけで分かるのかな…)
黙々と色んなことを考える。
「だぁー!考えてるだけなのに恥ずかしい!」
「うるさいわよー!」
見事に怒られた。
「うっせぇ…」
「もう寝よう…まぁ…次頑張ればいいだろ…」
そう言って陽が眠りにつく同刻頃。
「陽くん…か…」
(あの時…ちょっとかっこよかったな…)
「それに…」
(あの場所に来たのも…陽くんだった…)
(なんだろ…陽くんのこと考えるたびに…胸がキュンキュンする…)
(…これが…恋なのかな…?)
(分かんないや…)
「寝よう…」
月華も眠りにつくのであった。




