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小説書きたいけど、ゲームもしたいこの気持ち

前回のあらすじ


チノ「みんなに笑顔になってほしい!」


フィアラ「そんな願い、ないよ」

「楽屋なんて用意されるんだ………」


 チノと二人ではじめての公演に来たフィアラ。チノと一緒に会場に来たフィアラは、楽屋が用意されている事実に少しだけ感動している。


「いいでしょ〜?ノーマルランクは前回は統一だったもんね」


 統一。同ランクの人達が同じ部屋で準備することだ。


「スーパーランクからは楽屋が用意されるっていうのは知ってたけど………」


「やっぱり現実で見ると感動する?」


「………うん」


 小さく呟いたフィアラに、チノはふふん!と、胸をはる。


「この後はリハーサルがあって、そのあと本番?」


「そう。今日はユニットパフォーマーしかエントリーしてないからこの前よりも見応えはあると思うよ」


 確かに、フィアラもここ数日で学んだが、ユニットは難しいがその分完成した時の神秘性や達成感が段違いだ。


「じゃあ、リハーサルも頑張らないとね!」


 フィアラはそう言って気合いを入れるが、チノは「落ち着いて」と言いながらフィアラの頭をチョップする。


「あぅ」


「張り切りすぎないよ。それに、リハーサルは最低限のパフォーマンスでいいから」


 本番前に疲れたらいけないからね、と言う言葉でフィアラも納得した。


「だから、この前のリハーサルも味気なかったんだ………」


「でもでも、フィアラもあのリハーサルのパフォーマンスを模倣して一位取っちゃうんだから凄いよ!」


 そんなフィアラも今やチノとユニットを組んでいる。


「今回もマスタークラスの人はいるの?」


「うん。ユニットのマスタークラスは一組しかいないけどね」


 つまり、ここで勝てば自分たちはマスタークラスにも負けないという証明になる。


「ねぇ、チノ」


「?どうしたの………」


「頑張ろうね」


 まさかフィアラにそう言われるとは思ってなかったチノは、一瞬固まると、笑顔を浮かべて。


「うん。頑張ろうね」


 そういった。二人は進む。それぞれの目的のために。

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