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神マネー?を自分に投資しながら、異世界を生きていく!  作者: むにさん
1章ー【最初の街ーラークス】
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28ー相談

翌朝、冒険者ギルドに向かった。


冒険者ギルドでオリドさんを探したら、何人かのスタッフと出かける準備をしていた。

「オリドさん、例の男を探しにいくんですか?」


「ハヤミか、ああ、そうだ。お前らの情報通りだと他の冒険者が危険だからな。拘束、または討伐しなければならん、あの男は相当な手練れだ。まだ仲間がいるかもしれんので臨時にスタッフとパーティを組んでこれから行ってくる」オリドさん含めて5人のメンバーが準備をしていた。


「お気をつけて、皆さん」とオリドさん達を見送った。


オダと言っていたな、関西弁の男は、素直に見つかってくれればいいが、簡単にはいかないだろうと思った。


オリドさん達を見送ったあと、同期のメンバー達からエルとルッソの件で色々と言われた。

「ハヤミ、大変だったな・・ルッソの件は残念だった」


「お前が気にする事はないぞ、冒険者はそういうもんだ!お前らが生き残っただけでもめっけもんだ」


「そうよ、なんなら私達のパーティに入ればいいじゃない~」


「みんな、ありがとう。みんなは俺たちのようにならないよう気をつけてくれよ。あとパーティの件は断らせてもらうよ、昨日の今日でルッソの件も割り切れないしね・・・」


私は同期のみんなに慰めて貰った事に礼を言ってギルドを出た。



今日は依頼を受ける気もしなかったし、犯罪派に狙われる事も考慮にいれ、多少なりとも偽装をしようと、

街中にある雑貨店に向かいあるものを探した。


あるものとは髪染めの道具だ。

どうしても黒髪=日本人のイメージが強いし、街中にいても黒髪の人々はほとんど見たことがなかったからだ。名前も日本人らしいけどギルドくらいしかわからないし、ステータス表示する機会もそうそうないだろう、せめて見た目だけでも変えて犯罪派からのマークを無くしたかった。


何店か、雑貨屋を探すと髪染めらしい道具があった。早速、購入して宿屋に一度戻った。

色は茶色にした、ほとんどの街中にいる住人が茶色だったのでこれなら紛れ込めると見込んだからだ。

生前に髪を染めたことはなかったが、女将さんに聞いてみてどうにか染める事ができた。


髪を染めるまで時間がかかるということだったので女将さんにこの街から東の地区はどうなっているのか聞いてみた。


このラークスの街は西の最西端にあり、ここから東にいくとリッテンの街があり、南北には村はあるが街はないとの事。

リッテンから更に東にいけば、バンガードという街があり、南北の街はわからないと言っていた、更に東に行けば首都のオーランドがあるとの事だった。

女将さんは、そもそもこの街ができ始める前からここにいたので詳しくはしらないとの事だったので充分ですよ、と礼をいい、近々ここをでる旨を伝える、女将さんはそれは寂しくなるね~と言ってくれたが詳しくは聞かれなかった。

冒険者という職業をやっている人々はそういうものだという事であろうと思った。


髪が染まるころには5の鐘が鳴っていた。

食事を頂き、再び、冒険者ギルドに向かう、冒険者ギルドは基本24時間営業だからいつ行っても問題はないのだ、オリドさん達が帰ってくるのはずなので経緯を聞きたかったのだ。


冒険者ギルドに行くとオリドさん達がいたので聞いてみた。

「オリドさん!ご無事で!で、どうでしたか?」


「おう、ハヤミか一瞬わかんなかったぞ!髪染めたんか?まあいい、結果はダメだった・・南地区をくまなく探したが奴はいなかった。アジトらしい所もなかった。そのまま東地区も多少、探したが魔物はいても奴はいなかった。時間が時間だったので切り上げた所だ、他の冒険者達には、注意する旨と見かけた場合は通報するように手配はしたのだが・・・」


「そうですか、仕方ありませんね、奴もそれくらいわかっていると思います、そもそも仮面をつけているとは限りませんからね。」


「それもそうだな、例の方言の件も含めて注意するよう手配し直しておくとしよう。でもな・・ハヤミ、あまり期待しないでくれ・・アモン族全部を悪いという訳にはいかんのでな、そのへんはわかってくれ・・すまん」


「いえ、いいんです。アモン族すべてが悪いとは私もいいません。それを隠れ蓑にしている奴らに腹は立ちますが・・・」


「そう言ってもらえると助かる」


「オリドさん、1つ相談に乗ってもらいたいのですが・・」


「俺でいいならなんでも聞いてくれや、とりあえずここじゃなんだからな」とジョッキを飲む仕草をしている。


そのまま、酒場に向かい、話をした。

「オリドさん、この街を出ることにしたんです。突然にすいません・・・」


「そうか、ま~冒険者だからな、どこに行っても仕事はあるが・・寂しくなるな」


「そういって貰えると、なんと言ったらいいか、オリドさんには色々とお世話になりました」と頭を下げる。


「いいって事よ、お前にはなんか縁を感じるものがあったからな、でもお前の意思は固いと感じた、色々とやってみればいいさ、若いんだしな、人生は経験だ!」とジョッキを一気に飲み干した。


「そうですね、人生を語るには充分いきた気もしますが、まだまだ経験をしたいと思います」


「わははは、お前が人生を語るって?ほんと冗談が美味いわ、わはは」


「ああ〜そうですね・・・」私もエールを煽る。


「で、ハヤミ、それだけじゃなね〜だろう?」


「…はい、実はこの街を出るにあたってですね、私はお金も無いですし、縁もありません…、オリドさん!なんとかなりませんか?」


「そういう事か、そうだなぁ〜金を貰いながら旅をするとなると、護衛しかないな」


「護衛ですか?」


「ああ、護衛はこの街から出かける、商人や、旅人だが、ま〜商人ぐらいしか依頼出す奴はいないだろうな」


「なんとかなりませんか?」


「そうだなぁ〜お前は信用出来る奴だし、なんとかしてみよう、任せときな!」


「ありがとうございます!オリドさん!」


これで、この街から出る目処はついた。



勿論、此処での酒代は私が出した、お金は亡き冒険者達のお金を、エルと折半したので多少なりに余裕があった。

エルにルッソの件もあるし、全額渡そうとしたが、エルがそういう訳にはいかないと無理やり渡されたのだ。

ほんとに情けないのだが、金はあっても困る事はないので有難く頂く事にした、その他の、奇妙な人形も渡された、まーこんな人形が欲しいという奴もいないだろうとは思ったが、犯罪派の手掛りでもなればと貰っておいた。

尚、仮面に関しては、角の部分も至って普通で何もないという事だった、そのまま仮面はギルドの預かりとなり、ん〜そうですかとしか言えなかった。


明日、冒険者ギルドに来いという事だったので、宿に帰り、明日に備える事にしたのだった。


字誤・脱字 お許しください。

【冒険者情報】

・亡くなっている冒険者の装備、所持品は基本、持ち帰った人に権利がある。

・勿論、水晶での確認は行われる。(亡くなっていない冒険者から奪った場合は犯罪履歴が残る)

・大概は剣、盾、お金ぐらいで、鎧までは持ってこない(それも状況による事が多い)

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