11ースタート
一部、汚い表現があります。食事中の方はご注意ください。
異世界にきて4日目の朝、1の鐘で目を覚ました私は昨日のスキルの確認から行った。
剣術スキルは0.06→0.13と変化していた、他に上がっていそうなスキルを見たところ、回避スキル0.10、探知スキル0.03となっていた。
きっと初日の魔物とのやり取りで上がっていたんだなと推測した。
剣術スキルが上がっていたことにやはり鍛錬をすればちゃんとあがることがわかったのが嬉しかった。
普通の人なら水晶で確認しても小数点まで表示されないので、自分の判断で途中で訓練など辞めてしまうケースもあるだろう、そういう点では、私は恵まれているなと満足してしまった。
今の財産も確認したら銀貨28大銅貨1銅貨28だった。
一ヶ月の宿代 銀貨9枚 弁当ありで銀貨10枚 大銅貨1枚
生活用品も必要だ、最初から支給されている服は結構、丈夫そうだから持ちそうだが下着がほしい・・。
日本人は清潔なのだ!訓練時間も考えるとやはり日給で銅貨60枚くらいはないと厳しいぞ。
弁当を貰い、冒険者ギルドに向かった。
冒険者ギルドに入って依頼表のあるボードを確認する。
依頼表でランク10で日給 銅貨60枚くらいの仕事がないか見ていくといくつかあった。
・ランク〇 内容 依頼者 報酬 頻度 時間
・ランク10 清掃活動 街主 銅貨80 週3 鐘2→4
・ランク10 荷運び 開拓村長 銀貨2枚 週1 日帰り
・ランク10 荷運び シャルテ 銀貨1枚 日帰り 飯付きB有
・ランク10 壁修理 街主 銅貨90 週2 鐘2→5
【B 有はボーナスが出る場合もある】
銅貨60枚以上はこれしかなかった。
ここから選ぶとしてなにがいいかなと・・・・
やはりここは安全第一で街中の仕事をしよう!清掃活動の依頼表をはがしてカウンターに持っていく。
「これ受けたいんですけど~」と依頼表を見せると冒険者カードを渡すように言われた。
女性スタッフは台座の上に水晶と依頼表とカードを置き、水晶にステータスって言ってくださいと言われたので置いてステータスと私が言うとカードを返された、裏を見ると依頼内容が書いてあり、期日も表示されていた。
待合場所は南門で、時間がないから急げと言われたので急いで向かった。
南門に着くと40人の程の冒険者が集まっていた。
その中で待っていると眼鏡をかけたスーツっぽい人物が中心に入ってきた。
「はーい 皆さん 集まってますね〜 今から始めますよ〜」
眼鏡の方が声をかけるとその人に向って列が出来始める。
私も並び待っているとどうやらギルドカードを差し出している、差し出した人から台車らしいとこに向っていた。
台車の中には桶みたいなものが入っていた、それを見た時、仕事の内容が想像がついた。
眼鏡の人は1人のおっさんになんか喋ったあといなくなってしまった。
先ほどのおっさんが班分けし始める。
丁度、40人いたので10人づつ別れた。班ごとに各門に向かう。
私の班は東門だった。
東門に向かう途中に一緒の班の若い子に聞いて見るとやはり便所掃除だった。
この街は下水道設備がしっかりしてるらしく各家にもトイレも設備されてるとの事。
といっても、もちろん水洗トイレではない、ぼっとんトイレだ。
なら各家に行くんじゃないの?と思われたがそこは魔法の出番らしく、水魔法が使える人が各家で流してくれるそうだ。(もちろん有料)
その流れる先は門の近くにあるから各門に向っていた訳だ。
話を聞いてるうちに東門についた。
「初めての奴いるか?」とおっさん。
私は手を上げると小屋らしきところに連れていって中に入った。
ルーキーはここ担当だからと指を下に向ける、下に続く階段を指していた。
臭いがすごいので服を脱ぐように言われ、カッパらしき物を着させられた。
そのまま階段を降りていくとため池のように大量の◯◯◯があった、そこから木の桶をバケツ方式で処理するというとの事で黙々と作業をこなす。
途中で休憩を挟み、ため池が綺麗になったところで終わった。
東門で待機してると眼鏡スーツ男が1人1人にカードと魔法をかけていく、私の番になり、魔法をかけてもらうと体に染みついた臭いが消えた。
神秘の力に感動してるとカードを渡された、報酬はギルドでもらうそうだ。
帰り道、話ながら帰っているとこんなキツイ仕事やってられないですよね〜と思っていたが意外にも結構、人気があるらしい、安全にお金を稼ぐ事ができるからだそうだ、考える事は皆さん同じのようだ、臭いが消えなきゃ人気ないだろうが・・。
ギルドで報酬をもらい宿に帰る。
仕事内容は臭いを除けばそこまで大変ではなかったな、仕事をしながら訓練をできる環境作りを作る事が出来そうだなと今日の成果に満足し、ベッドに転がる。
初めての依頼達成(仕事)をして、この世界でスタートを切れた気がしたのだった。
誤字・脱字 お許しください。




